2023/10~2023/12 過去作回収

はじめに

2023/10/01~12/31までに視聴した過去作+映画の感想を残したいと思います。12/2(土)に行われる追いコンにむけて20年度に放送されたアニメを多く回収しました。全体的に面白かった一方でとんでもなくおもしろかったアニメはなかった印象。20アニメを代表する素晴らしいアニメののんのんびよりとかはもう見てたしね...

ということで今回もレビュー書きます。全体平均なので評価は厳しめ...かも。

評価基準については以下の記事で紹介しているのでよかったら参考にしてみてください。

yuuharu-11.hatenablog.com

 

2023/10~2023/12 過去作レビュー(50音順)

IDOLY PRIDE 7点(4.125/5)

  • 作画:5

  • ストーリー:4

  • 声優:3.5

  • 音楽:4.75

  • キャラ:3.5

  • 主観的評価:4

心臓アニメなのは知ったけど普通にアイドルアニメとして比較的楽しかった。が、最後の話の展開はやっぱり女アイドルアニメ特有の浅さ、きれいに締まらない感が出てた。せっかく伝説のアイドルを幽霊として出現させてたのにうまく舞台装置として働いていなかった。メンバーの中に唯一存在した幽霊を感知できるやつも結局何の意味があったのかわからないし、メンバー間の掘り下げもやっぱり浅い。

グループを二つに分けたり、死んだアイドルを幽霊化させて視聴者にのみその存在を認識させていた点で普段見るアイドルアニメとの差別化はできていたけどそれがうまく働いていたかといわれると微妙。キャラの名前もあんまり覚えられなかったな。

主題歌はどっちも好きだし作画も素晴らしかった。ライブシーンにもすごいやる気があったと思う。

 

アサルトリリィ BOUQUET  7点 (4.125/5)

  • 作画:4.25

  • ストーリー:4

  • 声優:3.75

  • 音楽:5

  • キャラ:4

  • 主観的評価:4

めちゃくちゃソシャゲアニメだったし最初の方はあまりノリが合わなかったけど(メンバー集め)、後半のイトミクキャラが導入されてからは話のワチャワチャ感もシリアス感もしっかり出ていてかなり緩急がよかった。

当然キャラ無限で覚えていないキャラの方が多いけど定期的に名前を出してくれる上にキャラで結構棲み分けをしていてえらい。髪の色も十人十色だったし。百合みたいな話はあんまし興味がなかったけど日常回でもしっかりおもしろくできていたし、よくわからない単語が大量でも楽しみながら視聴することができる。

また、アクションシーンの作画にもしっかりコストがかかっていてさすがシャフトだなとなるような演出だった。

10話の楓さんはあったかかったな...

OPのRASの曲もかっこよくて好きだし、Edel Lilieが気持ちよすぎる!!!

 

苺ましまろ Original Video Animation (OVA)  8点(4.55/5)

  • 作画:4.25

  • ストーリー:4.75

  • 声優:4.5

  • 音楽:4.25

  • キャラ:4.5

  • 主観的評価:5

なぜか見てないことを思い出したので回収。

久々に見るとめちゃくちゃ癒やされるな。日常系こそがアニメーションだよ。

美羽とかいうのマジで萌え萌え過ぎるし面白すぎる。テンポもいいしギャグの切れもすごいしこのアニメ本当におもしろいわ。つまらないアニメをたくさん見たからこそ再認識することができた。

茉莉ちゃんは相変わらず嫌いだけど美羽ちゃんが茉莉ちゃんを完全に理解した上で話を振るの意地が悪すぎて好き。お姉ちゃんも確かにクズだけどいいアクセントになってる。ちぃちゃんはいい子でツッコミ役しっかりこなすし、アナちゃんは茉莉ちゃんの介助とツッコミ役を少し担っている。よくできたキャラの組み合わせだ。こう見ると結構のんのんびよりに似てるんだな。効果音とか間の使い方も似ている。ちょっと本編見返して評価を再考します。

 

SK∞ エスケーエイト 7点(4.275/5)

  • 作画:4.75

  • ストーリー:4

  • 声優:4.75

  • 音楽:4.5

  • キャラ:4

  • 主観的評価:4

かなりおもしろかった。スケートの楽しさ、競技としての面白さを肌に感じることができたし、キャラ同士のやりとりや感情の描き方もかなり力が入っていた。途中からスケートの早さだけじゃなくて暴力も含まれてたけどそういうのも含めてあまり違和感を感じさせずに視聴者を楽しませる演出で素晴らしかった。(感じる人は感じるらしいが)子安さんの演技がよかったね。本当に憎たらしいけどどこか悲しさを含んだ声をしているんだよな。アダム一人を悪者にするのではなく、アダムもスノーとの戦いを経て仲間を見つけるという展開もかなり好き。

突然スノボーガチ勢だったスケートがめちゃくちゃうまいランガが出てきて当然レキは一瞬で実力抜かされ、うつ病になるけど結局楽しければいいんだという結論に至ってアダムと激戦を繰り広げるのは激アツだったし、ランガもアダムと戦うに当たってレキとの練習を思い出したりする演出はかなり好きだった。

細かいところを詰めれば主人公の感情の落とし込み方やアダムの掘り下げ方で怪しいところも感じられるが、作画がしっかりしていたしキャラの動きも細かく描かれていて常に画面がおもしろかった。良アニメ。

 

キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 7点(4.275/5)

  • 作画:4

  • ストーリー:4.25

  • 声優:5

  • 音楽:5

  • キャラ:4

  • 主観的評価:4

ちゃんと話がおもしろかったしキャラも強かった。

あんまり話の全貌は見えてこなかったから続編が待たれるって感じだ。

石原夏織さんの声が好きすぎるな。イスカ兄~がよすぎる。先輩もかわいいし、雨宮天キャラもかわいい。

二つの国の対立という大規模な話の中でどこまで二人の関係性の変化に生かせるか。今のところ特に何も起きてないから二つの国同士の対立が本格的に激化してからが本番っぽい。

最終話の主題歌確定演出からの共闘は激アツすぎて好き。こう言うのでいい。

 

ゲキドル 6点(4.025/5)

  • 作画:4.5

  • ストーリー:3.5

  • 声優:4.75

  • 音楽:5

  • キャラ:4

  • 主観的評価:3

ただのアイドルアニメだと思っていたのに百合アニメになったりSF展開したりマジで途中から何が起こっているのかわからなかった。

けどアニメの局所局所の出来が良くて劇伴も作画もキャラの見せ方もかなり好き。話も単体で見るとそこまで悪くなさそうなのにあまりにも系統が違うものが混ざっていて話全体のつながりが見えてこなかったな。SFチックな話を劇と混ぜて見せたり、双子を入れ替えたりするのはかなり仕組み的には面白かったけど。

ところでちょくちょく入る性的なシーンは何なんだろうか。まあエッチでも話のノイズにはなってないから見やすさが増していてよかったけど。EDとかすごい。

ただやっぱり全体的な話のつながりが見えてこないのはよくないかな。楽しめるものも楽しめないし物語として意味がない。せめて2クールだったら話の重みが生まれて最終話(12話)もよかったのかも...?

13話はマジで何なんだ。急にがっこうぐらし始まってせりあちゃんも全く出てこないで終わったよ。どういう風に楽しめばいいのかいまいちわからずに終わってしまったもったいない作品。私の視聴態度が悪い説はある()

 

ゴブリンスレイヤー 7点(4.275/5)

  • 作画:4

  • ストーリー:4.5

  • 声優:4.5

  • 音楽:4.75

  • キャラ:4

  • 主観的評価:4

ゴブリンを題材にしたアニメは珍しい気がするけど、まあこういう普通の展開とは少し外した冒険者型のアニメは割と多いか。けどこの作品は雰囲気の作り込みやキャラの立たせ方、掘り下げがしっかりしていた。結構グロいシーンとかもあるけどゴブリンの恐怖感がありありと描かれていた。

特に幼なじみ周りは過去の回想が少し少なくて関係性の解像度はそこまで高くなかったものの、なんだかんだゴブリンスレイヤーさんも幼なじみのことを思っていて微笑ましかった。特に村のゴブリン襲撃イベントの対策を街の冒険者にお願いするシーンは印象的だった。結構萌え萌えだったし。金髪の子もかなり萌えだったし、心配だからついてくるのかわいすぎ。二人とも自分の危険を顧みずにいつもゴブリンスレイヤーの心配をしてくれる優しい子なのがよかった。やっぱし、萌えがあるだけで視聴難易度は大幅に変わる。

また、ゴブリンスレイヤーの成長、仲間といった側面を一クールを通してきれいに描いていた。正直人柄に惹かれたと言うよりはおもしれーやつって感じで仲間が増えているだけではあるからここからどのようにして仲間との関係性を深めるのか二期以降に期待。

全体的に作画も劇伴もしっかりしていたし、鎧の動きだけ3DCGに時々なるからそこだけは気になるけど、声もよかったしさすがWHITE FOXだなって感じ。二期は制作会社変わるみたいだけどライデンフィルムならまあ平気そう。

OPとかも歌詞はないけど結構好き。図らずも東山奈央さんの出演作を回収していて最近こういうことが多いなぁと。いやまあ出演作が多すぎるみたいなところはある。今回もいい声だったし、ツンデレ感が若干入っててよかった。

 

社長、バトルの時間です! 6点 (4.025/5)

  • 作画:4

  • ストーリー:4

  • 声優:4.75

  • 音楽:3.5

  • キャラ:4

  • 主観的評価:4

普通になろうではあったけどストーリーに結構展開があり、見てて飽きなかった。顔もいいしたくさん出てくるヒロインズも一人一人がしっかりキャラ付けされている。その中でも幼なじみのエピソードはしっかり掘り下げていたし、主人公の幼なじみに対する信頼感も感じ取れて偉い。

個人的には社長の時は社長って呼ぶのにみんながいない二人きりの時は名前で呼んでくれるの好きすぎる。いちかなボイスも最高に強い。

話自体に面白さはなかったが萌えがあったのは確かで楽しみながら見続けることができた。今振り返ってもやっぱり萌えだったな。

和気あずみさんのタイアップ曲も今まで聴いた中で一番よかったかも。かなり好き。

 

球詠 2点 (2.85/5)

  • 作画:2.75

  • ストーリー:2.75

  • 声優:3.75

  • 音楽:3.5

  • キャラ:2.75

  • 主観的評価:2

顔が悪いとほんとに見づらいな。

野球に一ミリも興味ないし関係性も全然掘り下げてないから入り込めない。序盤の日常パートも全然刺さらないし後半の真剣野球パートはなおさら興味ないから終始真顔。

野球シーンに3DCGと線画を混ぜているのも違和感。きららアニメの掃きだめ。

せめてキャラをもう少し萌えに寄せてくれれば...

これもハチナイを先に見たからなのかな。

 

チキップダンサーズ 7点(4.225/5)

  • 作画:4.5

  • ストーリー:4.75

  • 声優:4.25

  • 音楽:3.75

  • キャラ:3.5

  • 主観的評価:4

世界一充実した五分の使い方。

話の進め方が謎に丁寧だし、一つ一つの話がちゃんとおもしろい。キャラもしっかり立っていて各キャラを生かした面白さを確立できている。特に縄跳び回が好き。

あとほねチキンがかわいすぎる。普段は意思がなさそうなのにたまに頑固なところとか反応が小さいけど我慢できないところとかかわいいw

 

22/7  6点 (3.875/5)

  • 作画:4.25

  • ストーリー:4

  • 声優:2.5

  • 音楽:3.75

  • キャラ:4

  • 主観的評価:4

これもまたテンプレみたいなアイドルアニメではあった。

とりあえずメンバー集める→主人公の心情を扱う→各メンバーの掘り下げ→転機→ライブ。女アイドル系の構文に違わぬメンバーの個々での見せ方でそこは気に食わない。一人一人で話しを堀り下げるならアイドルグループである必要ないし、このグループじゃないとだめだみたいな気持ちも湧かなくない?解散チラチラすることによっておのおのにアイドルとしての自覚を持たせるというやり方は結構よかったけど、解散と言われてグループに感情がなければすんなり受け入れられるわけでその点グループとしてのメンバー同士の関係性は不可欠といえるはず。それなのにキャラが八人いて一人の掘り下げを一話使ってやるから関係性の掘り下げが十分でない。

一番よくなかったのはおそらく幼なじみであろうみうとニコルの関係が一方的に示しただけでお互いの共通認識に落とし込まれなかったし、最終話までみうはニコルと面識があったことを認識せずに終わったこと。そして22/7という存在がどういう理由で集められたのか、グループ名称の由来は何なのかも明示されていない。そういった穴が多かったのがよくなかった。個々のエピソード自体は結構強かったと思う。

声が悪すぎるのとOPがださすぎる(というか曲が全体的に台詞の声が悪くてださい)というのは擁護しようがないし、EDはキャラソンで気合い入っているのはわかったけど覚えられないのもだめ。

 

波よ聞いてくれ  6点 (4.0/5)

  • 作画:4

  • ストーリー:4

  • 声優:4.75

  • 音楽:4.25

  • キャラ:3.5

  • 主観的評価:4

おもしろかった。ラジオの題材にしたアニメは初めてだったがかなりラジオの面白さを感じることができた。主人公のキャラが素晴らしい。人生不得意そうではあったけど持ち前の明るさやしゃべりのうまさで人生を切り開く様子が見てて楽しいし明るくなれた。

また、主人公以外のキャラもしっかりたっていて主人公が絡まないカレー屋の話もおもしろかった。謎にラジオ以外の要素もかなり豊富で主人公の妙に現実感のあるエピソードも生々しくて好き。ラストの地震が発生したときはびっくりしたけど主人公の成長やラジオの存在意義をうまく描いていたと思う。

普段ラジオは聞かないけど大切な文化なんだなと感じた。作画もいいわけじゃないけど雰囲気が出ていた。声優もあまり聞きなじみはなかったけど癖になる声だった。キャラにぴったしはまっていたね。

 

ネコぱら 9点 (4.635/5)

  • 作画:5

  • ストーリー:4.25

  • 声優:4.25

  • 音楽:4.35

  • キャラ:5

  • 主観的評価:5

紛うことなき我のためのアニメ

そこら辺のアニメとは違い、しっかり話がおもしろいしキャラの個性も豊かで素晴らしい。序盤の方でキャラの関係性を掘り下げたエピソードを繰り広げるのも賢かったし、特にバニラ・ショコラの二人の百合感がかなり好き。ショコラはバニラに甘えまくりだし、バニラはそんなショコラを許容しているしそれに自分の存在価値を見いだしていると言っても過言ではない状況。そんな中にカカオというキャラが導入されることでショコラがカカオにお姉ちゃんぶるが、それに嫉妬するバニラの様子が尊すぎる。

またバニラとショコラだけではなくアズキとメイプルやシナモンとココナツといったカップリングをしっかり形成した上で話を展開してくれるからキャラ同士の関係性を楽しめるエピソードもしっかりあって常に笑顔。関係性を丁寧に拾いつつ楽しい日常を1クールを通してずっと繰り広げてくれた。

キャラが猫であるから猫特有の仕草やご主人様に甘える様子も萌え。OPも強すぎるし、終始作画も崩れなかった。かなり王の日常系アニメ。

 

ノー・ガンズ・ライフ  4点 (3.35/5)

  • 作画:4

  • ストーリー:3

  • 声優:4.25

  • 音楽:4.25

  • キャラ:2.5

  • 主観的評価:3

嫌いではないけど顔が悪いのと話につながりが見られないのが弱かった。エクステンドの話も少しずつ明かされてはいたけど最後までは説明されなかったし、十三の過去も少しは出てきたけど相棒の話とかはよくわからなかったし、全体的に説明が不十分なまま終了した。2クールもあったのにその間何をやっていたのかほとんど覚えていない。

アクションシーンは迫力があったり時々おもしろいシーンはあったけど全体的にはあまりよくなかった。主人公が並々ならぬ過去を持っていて強くて、絶対にトラウマになっているであろう最後の切り札がついてるみたいな設定、よく見るけどやっぱ好きだな。

水瀬いのりさんのキャラがなかなか見ないタイプの癖のあるキャラでやっぱ演技力すごいなってなった。本気出せばここまで気持ち悪い役もできるんだな。このキャラを観測できただけ見る価値はあったのかもしれない。

 

プランダラ  6点(4.05/5)

  • 作画:3.75

  • ストーリー:4

  • 声優:4.75

  • 音楽:3.25

  • キャラ:4.5

  • 主観的評価:4

最初の方の現代兵器が出てくるまでおもしろかったしかなり好きだった。終盤は過去編でやったこともあまり現代では生かせなかったし、過去を変えてくれと言うナナの言葉も結局実現できなくて伏線を作りたいだけの意味のないものだった。その過去編で出てきた伏線も出し切れていない。

一番最初の陽菜のバロットのはなしも最後まで全く出てこないし、何かしらの能力を持って主人公を救うのかと思ってたら別にそんなこともなくて感情論で励ますだけだったしなぁ。主人公が追い詰められてみんなで応援したら奇跡的に復活して大逆転みたいなご都合展開もかなり多くてあんまし納得いかない。

けどリィンさんは深すぎる。ずっとリヒトーのことを思っていて死に際で告白をする描写(22話)はめちゃくちゃよかった。好きすぎる。小澤亜李をキャスティングした人天才です。

ギャグも基本的におもしろかったけども、シリアスが中心になってくる後半でも相変わらずギャグをしっかり入れてくるのは潔いけど正直微妙だった。過去から戻ってきてナナの過去を知ったタイミングで水着回にするわけないだろ。そこからリヒトーが一人で戦いに行く流れにつなげるのかなり無理矢理だろ。そこら辺があまり納得いかなかったので残念。話自体は普通におもしろかったからもう少し話の雰囲気を意識してテンポよく話を進めてほしかった。

あと主題歌が弱すぎる。イトミクではないし、もう少し良いOPだったらよかったな...

単体ではそんなに嫌いではないが。

 

プリンセスコネクト!Re:Dive  9点(4.575/5)

  • 作画:5

  • ストーリー:4.25

  • 声優:4.75

  • 音楽:4.25

  • キャラ:4.5

  • 主観的評価:5

めちゃくちゃよかったな。

ソシャゲアニメのくせにキャラを無限に出すわけではなくて、基本パーティでしっかり話を面白くしてたしギャグもかなり楽しくてよかった。ソシャゲアニメの王かも。ミリアサほどのぶっ飛んだ面白さはなかったけど視聴者の楽しませ方が豊富にあってずっと笑顔だった。

劇伴がほとんどOPのアレンジバージョンだったのは気になってしまったけどなんだかんだ合っていたと思う。アレンジの幅広さを感じた。

後半であのギャグテイストの話からは到底想像できないようなシリアスというかいいお話が展開されてめちゃくちゃ驚いた。ソシャゲアニメは前半と後半で緩急がついてればついてるほどおもしろくなるからな。

二期が楽しみではあるけどちゃんとお話を進めるようになってしまうとそれはそれでソシャゲアニメとしての面白さがなくなってしまうので少し怖い。

キャラ萌えもあるし掘り下げもあるし、話もずっと楽しいから文句なし。あまりしゃべらないし無個性な主人公君はどういう風に見ればよいのかはよくわからなかったけど逆にほかに見ない設定で面白かった。

キャロが可愛すぎる!!!

 

放課後ていぼう日誌 5点(3.75/5)

  • 作画:3.75

  • ストーリー:4

  • 声優:4.25

  • 音楽:4.25

  • キャラ:2.75

  • 主観的評価:4

日常系のアニメかと思って見ていたけどかなり釣りに真剣なアニメだった。

もちろん物語の題材をしっかり掘り下げることは悪くないんだけど日常パートの掘り下げが弱く感じてしまう。で、そこが弱いとキャラ間の関係性で楽しめなくなるので1クールが限界だな。陽渚の成長や釣りへの好奇心の向上過程は非常に丁寧に描かれていたし、釣りに伴うリリースや餌付け、命を奪うことといったかなり現実的な問題にまで真剣に向き合っていたのはかなり好感。

ただこういう話の進め方がゆるキャンしかり個人的には好きではないのであまり刺さらなかった。

キャラデザも好みじゃなかったな。眼鏡が苦しい...

演技や主題歌、並びに劇伴もかなりよかったし作画もキャラの動かし方などはかなりこっていたと思う。アニメの完成度的にはかなり高そう。

大変申し訳ないけどスローループを先に見てしまっているから、すべてにおいてスロル以下になってるんだよな。見る順番には気をつけた方がよいです。あまり良いアニメを見過ぎると目が肥えて楽しめるものも楽しめなくなってしまう。

 

まえせつ! 4点(3.4/5)

  • 作画:3.25

  • ストーリー:3.5

  • 声優:3.75

  • 音楽:3.75

  • キャラ:3.25

  • 主観的評価:3

思ったよりもキャラの関係性を書いてくれていたし掘り下げもあったからその点は評価できるけど、前座を通して何がしたかったのかは何も見えてこなかった。単純に芸人の紹介をしたかっただけのようなストーリー展開。なんか芸人の声悪いしな。

最終話でまえせつのタイトル回収みたいな感じにしてたけどマジで話に何も関係なかったし、もう一方のコンビが声帯がはがれて出られなくなるという転換点も別に必要なかったような気がするし。コントやギャグも多少は面白かったけど作画(というかキャラデザ)はあまり好きじゃないし、大空直美の声がすごい頭に残るしで視聴が難しい感もある。

OPがちょっと良かったのと相方とのスランプからの解決までの話はよかった。

 

無能なナナ 7点(4.075/5)

  • 作画:3.75

  • ストーリー:4.25

  • 声優:4.75

  • 音楽:3.75

  • キャラ:4

  • 主観的評価:4

各エピソードがしっかり面白くて視聴意欲マシマシだった。

能力に立ち向かう無能なナナがなんか無理やり感がありつつもきれいに殺害や証拠隠滅まで完遂するのも面白かったし、結構な頻度で窮地に追いやられるのもスリルがあって楽しかった。

過去のエピソードはかなり鬱だったけど最終的に過去にとらわれていたナナを救ったのは能力者だったし、満ちゃんが人を殺すわけないから推定殺害人数とかいう数字に信頼性が失われるのも面白かった。

ナナを陰で操っている組織が何なのかすごい気になる。1クールでは話の根幹には触れず、人類の敵も島での結末もわからないまま終了してしまったのが惜しい。是非2クールめやってほしい。普通に面白かった。

最後に満ちゃんがメガザルするのは悲しかったな...

 

Lapis Re:LiGHTs ラピスリライツ  7点(4.3/5)

  • 作画:5

  • ストーリー:4.25

  • 声優:4

  • 音楽:4.75

  • キャラ:3.75

  • 主観的評価:4

ひたすらに作画が素晴らしかった。

話もソシャゲアニメではあったけどその中でも割とやる気があったと思う。最後の謎シリアス展開は置いておいてティアラに身分なんて関係ないってなって迎えに来てくれる仲間たちには感動しちゃう。

でもこういうストーリー展開にするなら前半で掘り下げしておいた方が百倍いいんだよな。まともな掘り下げもせずに無限にいるキャラとのやりとりを見せられてもしょうがない。もっとラヴィのことが見たかった。天然の盛り上げキャラが一番かわいい。

音楽も強かったし、ライブシーンにもやる気があったのも素晴らしかった。

12話のAパートとかめちゃくちゃよかった。

OPはいつ流れてもかなり躁病。

 

映画レビュー(50音順)

12月にかなり固まってたね。ちょうど忙しい時期とかぶってなかなか見に行けなかったけど、青ブタとかは夏からかなり楽しみにしてたから無事放映されて嬉しかった。

 

劇場版 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 4点(3.45/5)

  • 作画:3

  • ストーリー:3

  • 声優:5

  • 音楽:5

  • キャラ:3.25

  • 主観的評価:3

舞台挨拶中継もあったから公開翌日に出向くことにはなったけど冷静にそこまでのモチベはなかったな。内容もまあよくある劇場版という感じでキャラがわちゃわちゃしているのを求めていた自分にとっては物足りなく感じた。新キャラを軸に進めるわけだけどその話が同じ世界観の別ゲーから持ってきたといわれたときはそんなのあり?ってなったし、最後に記憶を消されたときはこの映画何の意味があったんだろうと虚無感に陥ってしまった。

まあでもカタリナが無自覚の愛嬌、人当たりの良さによって新キャラも陥落するのは見てて面白かったし、序盤のカタリナが困ったときに全員で助けようとする様子も笑顔だった。俺はそれが見たいんだよ。

全体としては音楽(BGM、劇中歌)がかなり強かったが作画が追い付いていなかった印象。最近は3DCGを使うことも多いけど普通のシーンでのキャラの動きや馬の動きにはどうしても違和感があったな。普通にキャラの顔も崩れかけてて悲しかった。SILVER LINK.さん...ティアムーンに本気出しすぎたかな?

エンドロールで一瞬止まってCパートが始まったのかと思ったら主題歌が2サビから再開するの気持ち良すぎるだろ。思わず手をたたきそうになった。

舞台挨拶は上映前だったけど意味はあったな。キャストの方がお勧めしてくださった見どころに注目しながら見れるし、顔も見れて笑顔。

水瀬いのりさんの内田真礼さん、蒼井翔太さん、村瀬歩さん、小野賢章さん、にコーヒーをおごって姉さんって呼ばれる話すごく好き。本編よりこれのほうがおもしろかった。

 

五等分の花嫁∽ 4点(3.425/5)

  • 作画:3.5

  • ストーリー:3.5

  • 声優:4

  • 音楽:3.75

  • キャラ:3

  • 主観的評価:3

あせぇぇーーー。

映画館はいろんな人で埋まっててこのコンテンツすごいなってなったけど内容はいちゃいちゃしてるだけだった。五人もいて全員を掘り下げるなんて一時間でできるわけないんだよな。

こういう作品を見てるとこれをすればオタクは喜びそうだなって動きをキャラが見事にしてるから嫌になってくる。

作画も大してやれてないし、全員巨乳の時点でおかしいしやっぱだめだわ。

 

青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない  9点(4.675/5)

  • 作画:4.75

  • ストーリー:5

  • 声優:5

  • 音楽:4.25

  • キャラ:4

  • 主観的評価:5

公開初日に視聴。

素晴らしい、期待通りのものを出力してくれた。

鴨志田先生の作品はいつもキャラの心情を丁寧に描いていて話にのめり込むことができるなぁ。しかもただ心情描写が丁寧なだけではなくて、主人公の心情にリアリティがあるのがいいんだよな。妹のために頑張るし、妹に苦しい様子は決して見せない咲太だけど裏ではお母さんに対しての負の感情や妹を心配する感情が表れてるし、麻衣さんにだけはそういうことを打ち明けられる。そしてその関係性の描き方が美しい。

感情の書き方が美しいのはもちろんそうだけど物語としてその感情を原因不明の思春期症候群に結びつけてそれを解決する方向に持って行くことで、物語としての面白さをもたらすだけでなくて感情の変化を描いているの普通に賢いんだよな。

また、終わり方も咲太が世界から認識されなくなり、麻衣さんが発見して咲太を救うというアニメ序盤の展開の立場が真逆の展開になっていて少しぞわっとした。正直ここで話完結でいいなってくらいの締まり方だった。

劇伴や演出、作画も相まって映画館でも眠くなることなくずっと真剣視聴。(実は普段真剣視聴していないこともあってつまらない映画だと眠くなりがち)

話の展開も75分を余すことなく使っていて無駄な話がほとんどないし、今まで出てきたキャラもしっかり毎回出現させてくれるからうれしい。今回も例のごとくランドセルの麻衣さんや別の世界線で突如現れた女性のことがまだ明らかになってないからこの先どのように話が展開されるのか楽しみ。

 

BLUE GIANT 9点(4.635/5)

  • 作画:4.5

  • ストーリー:4.75

  • 声優:4.5

  • 音楽:5.1

  • キャラ:4.25

  • 主観的評価:5

この映画は予告の時から見たい見たいとは思っていたんですけど上映館が近くに泣くて重い腰が上がらず見逃してしまった作品ですね。なんとリバイバル上映と言うことで当時見た人はほぼ全員大絶賛というような映画だったので鑑賞しに行きました。

感想としては  バケモンおもしろかった...

序盤の方は結構ありきたりな展開で割とストーリーがどうなるのかなんとなく予想はできてたけど本当に後半で大変なことが起きてめちゃくちゃ深かった。もちろん最初もジャズのかっこよさだったり、ドラムの成長を軸としてストーリーを展開しており飽きないようにはなってた。というか物語の全体で飽きるところがなかったな。

中盤でビデオメッセージが流れてからおや?という感じになって、ピアノが挫折して壁を乗り越えてso blueで最高の演奏をして終了かと思いきや、最後の演奏ってそういうことなのか~ってなった。でも冷静にライブの二日前に深夜で作業員のバイトしないんだよな。

ピアノが挫折したときに大がすぐに助けるのではなく自分で乗り越えるように突き放すのも信頼感があってこその行動なんだろうなと思うと三人の関係性だなってなる。

それぞれソロパートがあってちゃんと見せ場があったしどの劇伴もかっこよかった。

正直アンコールの場面は感動して泣きかけた。こういうの弱いんだよ。

ジャズいいねぇ...

 

まとめ

基本的に20アニメについてはSSA会報のランキングTop10に載っているものから優先的に視聴しているので基本的におもしろいものが多かったですね。追いコンのときは咳喘息を患っていたので全然楽しめなかったわけですが...

今回は平均や標準偏差などは出しませんが最後に現在自分が視聴済みの20アニメのTop10だけ並べて終わりとさせていただきます。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

括弧内は全体での順位です。(2023/12/26時点)

1位 One Room サードシーズン 10点(25位 )

2位 ウマ娘 プリティーダービー Season 2 9点(27位)

3位 ホリミヤ 9点(35位)

4位 Re:ゼロから始まる異世界生活 2ndseason 9点(51位)

5位 ご注文はうさぎですか?BLOOM 9点(54位)

6位 かぐや様は告らせたい? 9点(62位)

7位 のんのんびより のんすとっぷ 9点(69位)

8位 アイドリッシュセブン Second BEAT! 9点(76位)

9位 ラブライブ!虹ヶ咲スクールアイドル同好会  9点(77位)

10位 プリンセスコネクト!Re:Dive 9点(79位)

 

あれ?なんか想像と違うな...