2024/1~2024/3 過去作レビュー

はじめに

まほあこ?ぽんのみち?ルプ7?

今期アニメの記憶なんて飛んでしまったよ...

とあるがサァ!!!デアラがサァ!!!ラノベアニメおもしろすぎる!

 

ところで去年の12月頃でしょうか。pにはまってしまいまして...

それに伴い見ていなかった原作アニメも回収をしました。

 

ということで今回も適当レビュー。すこしpの感想も載せておきました。

評価基準についてはいつものように貼っておきます。

 

yuuharu-11.hatenablog.com

 

 

24/1~3過去作レビュー(五十音順)

明日ちゃんのセーラー服 8点(4.375)

  • 作画:4.75
  • ストーリー:4.5

  • 声優:4.5

  • 音楽:4.25

  • キャラ:4

  • 主観的評価:4

 

評価が難しいな~

嫌いではないしなんなら好き寄りではあるけど最後まで楽しみ方を自分の中で見いだせなかった。日常系アニメには分類できない話の構成だし、ラブコメでも百合でもないしで見たことのないジャンルのアニメだった。

正直、明日小路のことが好きになれれば全肯定できるんだろうけど、自分はどうしても完璧超人過ぎて身近な存在に感じることができず...

そんなに萌え萌えでもないしな... 

明日ちゃんが異常すぎて非日常感が出てしまっているのも日常系アニメとは捉えることのできない理由ではある。

作画は本当にすごすぎた。さすがClover Worksといったところ。雰囲気にも合いまくってるし、明日ちゃんの見せ方もすごいよかった。

音楽も強いし、声優も強い。妹、かわいすぎる。

たまたま話が刺さらなかっただけで、アニメとしての完成度は素晴らしかった。

特に最終話の見せ方はすごかったな。あそこまで完璧の構成だと対して感情がなくても少し心に来てしまう。

あとこれは些細なことだけど、木崎江利花の髪型が全然好きじゃない。

 

ありふれた職業で世界最強 7点(4.2)

  • 作画:3.75
  • ストーリー:4.25

  • 声優:5

  • 音楽:3.75

  • キャラ:4.5

  • 主観的評価:4

 

ユエがさあ!!

はじめのことを絶対に譲らない姿勢が可愛すぎる。

吸血鬼キャラで身体的接触シーンの強制発生も金髪貧乳もツンデレ要素もすべて設定が素晴らしい。完全に好みの女だよ。ほかのはじめに寄り付く女が表れても必死に冷静さを取り繕っているけど本当はかなり動揺しているのもかわいい。

アニメ全体の話だけど完全に俺tueeeのハーレムアニメで非常に見やすい。ただありふれた職業で何かをしている感じはしないし、最強要素もあまり伝わってこない。別にハジメくんの成り上がりストーリーにもそんなに興味がない。

また、作画に少し難ありではあるがヒロインの顔は崩さないように頑張っているしヒロインのやり取りは見てて笑顔になれる。ただヒロインの中でもユエだけは顔が崩れやすいのは不満だ。

あと普通に話を進めていると面白くないからもっとハーレム全開で突っ走ってほしい。てかユエが彼シャツを着ている設定にした人バケモンだろ。握手しましょう。

 

ありふれた職業で世界最強 2ndSeason 6点(3.85)

  • 作画:3.75
  • ストーリー:3.25

  • 声優:5

  • 音楽:4.25

  • キャラ:4.5

  • 主観的評価:3

 

話が進むほどつまらなくなるタイプだな、これ。

ハーレムも少なくなるし日常回も足りてない。OVAだけが意味ある。

話が進んでいる割に、対してキャラの掘り下げは進んでないし表面上しか動かない感じでつまらない。主人公が平気で久しぶりに遭遇したクラスメイトを殺害する猟奇性しか見せてこない。

ただ香織が出現したことでかなりヒロインバトルに勢いが増したのでそれは一期と比べて評価できる印象。香織に対抗してユエがハジメに対しての闘争本能を見せるのが良すぎる。

ストーリーの本筋はさておきキャラの性質もキャラデザも服装も素晴らしいのでそこだけは変わらず楽しい。ずっとOVAをやってくれればいいのにねぇ。

温泉回、最高でした。

三期もユエたむに期待しております。

 

Pフィーバーありふれた職業で世界最強 

左打ち中は基本的に先読み待ちだし当落ボタンもない当たりが多くてあまり好きじゃないけど、当たったときの最強最強!と右打ち中のテンポ感がかなり病みつきになる。

右打ち中でしか聴けない世界最愛☆パーティタイムスキ♡スキ♡スキ♡スキ♡もいい曲過ぎてこれ聴くためだけに打つのもあり。何でこれをEDで流さなかったんですか?

ちなみにこれYoutube musicにもないです。どこで聞けるんだよ..

そして曲だけじゃなくて当たればみんなが好き好き言ってくれるから自己肯定感も上がる。ユエモードが当然一番好き。

 

これ2024年7月に甘デジ出るらしいです!!!(絶叫)

全員打ちましょう!!!せめて一回でも曲だけでも聴いてくれ!

 

琴浦さん 5点(3.7)

  • 作画:4.25
  • ストーリー:3.25

  • 声優:5

  • 音楽:4.25

  • キャラ:3.25

  • 主観的評価:3

 

一話の鬱展開からは想像つかない二話以降だった。でもどの鬱展開がうまくいかせていたのかというと微妙。

琴原さん視点から見た真鍋君は確かに言葉と心に乖離がなくて非常に安心できる人物として世界を明るくしてくれたというのはわかるし、ESP研という琴浦さんにとって気兼ねなく存在できる居心地の良い空間が鬱人生に転換点を与えてくれたことを前半でしっかり見せてくれたのはよかった。けど、全体的に掘り下げの浅いエピソードが多く、要素だけある印象。特に後半の超能力の話は意味がなさすぎる。最終話の謎の母親との和解もなんか腑に落ちないし、百合子と室戸くんの謎の関係性も最後まで分からないし締まらない。

最後の真鍋君が告白するシーンだけは割とよかったけど、なんで琴浦さんのことを好きになったのかそっち方向の感情の動きも全く分からず気づいたら好きになってた。

まあでも前半のコメディとシリアスの切り替えや日常のテンポ感はよかった。前半8点、後半3点とか。

そんなにゴシゴシしちゃだめよ。

EDはめーちゃくちゃよかった。

 

地獄少女 6点(3.875)

  • 作画:4.24
  • ストーリー:4

  • 声優:4.25

  • 音楽:3.5

  • キャラ:3.25

  • 主観的評価:4

 

めちゃくちゃおもしろいわけではないけど2クールずっと楽しめた。

前半はずっと胸糞エピソードからのスカッとのワンパターンで話の面白さを保っていたけど、そこから後半になるにつれて復讐を悪とみなす記者を中心に話を進めていてあきることがなかった。

ただ全体的にキャラの過去エピソードの掘り下げのタイミングが遅かった感。もう少し早めにキャラについて知っていた方が各キャラの行動原理に理解を示せたかな。

中には胸糞がかなり強くてすこし厳しい回もあったけど憂さ晴らしのパートが気持ちよかったから見続けることができた。

特に閻魔あいちゃんのエピソードは本当に苦しかった。なんで地獄少女になったのかもこの先でより詳細にあかされるのかな。

作画や劇伴は古さは流石に感じるものの雰囲気に合っていて緊迫感を持たせていてよかった。

残り5クール長過ぎだよ。

 

デート・ア・ライブ 8点(4.325)

  • 作画:3.75
  • ストーリー:4.75

  • 声優:4.75

  • 音楽:3.75

  • キャラ:4

  • 主観的評価:4

 

おっもしろ...

いかにも古のラノベアニメって感じでずっと楽しい。キャラも全員萌え萌えだし百話見られます。話も神のみ感があって好き。ハーレムが容認されてるギャルゲをラノベにした感じ。

なんか一般的な評価を見ると微妙ってなってるけどそんなわけないだろ!

いやまあ真剣にストーリーを読み込んだら荒さはあるけどそれ以上にキャラパワーがある。

デートトリプルブッキング回が好きすぎるw

こういう日常のデート回の新鮮さは一期が圧倒的に強かったし楽しめた。

デアラといえば狂三かと思ってたんだけど個人的には全然好きじゃなかった。一人だけ明らかに精霊sの中で異質だったけどどういう扱いなんだろ。

途中まで十香たむが萌えだったし完全勝利だったけどずっとお兄ちゃんのことを思ってた琴里たむがさぁ!最終話の表面ではかなり機嫌が悪そうなのに分析すると好感度が常にmaxなのはツンデレすぎるじゃん...

毎回変わるOPイントロのナレーションも地味に好き。そういうのも今のアニメあんましないよね。

 

デート・ア・ライブ II 6点(4.0)

  • 作画:3.5
  • ストーリー:3.75

  • 声優:4.5

  • 音楽:4.25

  • キャラ:4.5

  • 主観的評価:4

 

前半はめちゃくちゃおもしろかったけど後半は少しだれてた。とは言ってもおもしろかったけど。

前半の耶倶矢夕弦の二人で主人公を取り合う構図、素晴らしかった。二人ともかわいすぎ。海水浴回素晴らしかったです。

後半は男の娘になるっていう転換点は好きだけどヒロインのキャラが好きでなかった上に落とし方もそんなだった。

キャラがしっかり強いし萌えだからいくらでも見られる。美九とかいうのも最初は全然好きじゃなかったけど最後の台詞はよかった。

毎度毎度間がいいところで入ってくる十香ちゃん、可哀想だけど反応がかわいい。十香ちゃんは第一話からずっと純愛だからね。一番深い。

ただ作画は大分へちょくなってたね。悲しい。

 

デート・ア・ライブ III 7点(4.1)

  • 作画:3.5
  • ストーリー:4

  • 声優:5

  • 音楽:4

  • キャラ:4.5

  • 主観的評価:4

 

十香たむが一番深いかもなあと最終話や序盤の偽物を探すためのデート回を見てて思った。一番主人公に好かれようと努力している気がする。

話はまあ後半の折紙回はかなり好きだったな。構成も好きだったし、普段とは違って女の子してる折紙ちゃんがかわいかった。+狂三ちゃんが頼りになってたね。普段と変わらない様子が逆に好ましかった。

最終話賢すぎた。本当にこう言うのでいいんだよ。主人公がヒロインにアプローチされるよりもヒロインが迫ってくる方が当然好き。

J.C.の割に作画は悪かった。

このアニメ、別にいつ切れても良さそうなのに続くの人気の証すぎる。

 

デート・ア・ライブ III 9点(4.7)

  • 作画:4.75
  • ストーリー:4.75

  • 声優:5

  • 音楽:4.25

  • キャラ:4.5

  • 主観的評価:5

 

素晴らしい!!!

正直評価からもわかるように1期が一番おもしろくて2期3期は失速していたことを否めなかったんだけど、4期はアニメ化大成功です。

まず作画、キャラがめちゃくちゃかわいくなった。ちょくちょく荒いところも見られはするものの、力を入れるところで相当な作画力を見られ、アクションの迫力もすごい。琴里たむがかわいくなりすぎてもう。こちょこちょされるシーン、本当によかった。

そして作画だけではなく、話もおもしろい。前半のコミケパートは精霊s全員登場で同人誌制作と精霊バトルを行うという萌えと激アツ展開。後半の狂三回ではバレンタイン回+過去をしっかり回収と完全に強弱の付け方がわかっていた。

今までは狂三がただの異常なキャラだと思っていたけど、過去を知りしっかり信念を持って動いていたのだと知ると感動するね。こういうところをしっかり回収してくれたので4期が本当に意味があった。本筋的にもかなり気になるところで終わったので5期が楽しみすぎる!

そして今クールはヒロイン要素の密度が明らかにおかしかった。第五話「フェアリーテイル」ではコスプレ回、第六話「開かれた心」で温泉回、第十話「乙女の時間」ではバレンタイン回とすべてが詰まっている。

この作品の素晴らしいのが話が進むにつれてキャラは当然増えるんだけど既存キャラの掘り下げが進み、萌えも強化されているとこなんだよな。特に十香ちゃん、明らかに士道に対する声が変わってる(女の子の声になっている)し、ずっっっと好きを伝えてくれる。

普通の本編の話も面白いの何事??? さすがにおもしろすぎたな。

OPのサビ、めちゃくちゃかっこいい。

正直な話、我の中では琴里と十香で揺れてます。

 

とある魔術の禁書目録Ⅱ 7点(4.175)

  • 作画:4
  • ストーリー:4

  • 声優:4.75

  • 音楽:5

  • キャラ:4

  • 主観的評価:4

 

こういうのがみたいんだよ!詳しい感想は三期にまとめて書きます。

話は難しい上にあんまり説明してくれないからよくわからないけど、バトルシーンがしっかり熱くてわくわくするストーリー展開になっているのが好き。特に後半のどんどん話の規模が大きくなって強大な敵に立ち向かっていく流れがかなりわくわくした。

登場人物が全員かっこいい。悪役もしっかりキャラづけられていて印象に残る。そして御坂美琴やラストオーダーといった萌え萌え美少女もいるし視聴が進む進む。

ギャグや日常とシリアスやバトルといった場面のバランス感もいい。こういう熱いアニメだけ見させてほしい!

三期楽しみすぎるよ~ 

 

とある魔術の禁書目録III 8点(4.41)

  • 作画:5
  • ストーリー:4

  • 声優:5

  • 音楽:5.1

  • キャラ:4

  • 主観的評価:4

 

めちゃくちゃ楽しかった!!!

話は相変わらず難しいし、何がどうなって問題が解決したとかは正直理解できないけど、ひたすらにバトルや能力のかっこよさでそれをぶち壊してる。最強vs最弱とか第一位vs第二位とか本当に熱いシーンが多くてずっと興奮してた。これがP禁書目録2ではみれるってこと!?

レベル5の能力の名前が一方通行、未現物質、超電磁砲、原子崩し、心理掌握だよ。かっこよすぎるだろ。厨二病心をくすぐられる。ただ能力がバトルや物語にうまく使えているかというと少し怪しいところはある。上条当麻御坂美琴は主人公だから使えてるとしても、三期で出てきた未現物質や原子崩しは能力を有効的に使えている感はあまり感じ取れなかった。そこでもう少し能力も駆使した熱いバトルを繰り広げてくれたらもっと評価は高かったかな。

上条当麻が最弱なわけなくない?右手生えてきたし、なによりあいつは記憶をなくしているくせに自分の信念が確立されすぎててこわい。あそこまで危険を顧みずに人のために行動できるのは一種の能力だろ。それに最強の一方通行が感化されるのもとてもよかった。

ラストオーダーのために全力で守ろうとする一方通行も最高にかっこいい。岡本信彦さんの迫真の演技も相まってあの狂気さをうみだしてて迫力があるし、その狂気も根本には守りたいものがあるからっていうのも良い。とある科学の一方通行もこの後見させていただくつもりですので非常に楽しみです。

ただ、キャラは無限にいるけど掘り下げも甘かったように感じた。なんならそのキャラは本当に取り上げる必要はあったのかみたいなやつもいて、もう少し登場させて扱うキャラの精査をした方がアニメとしてのまとまりも出ていたのではないか。特に上条当麻がロシアに行くときの間に挟まれた数話では当麻が全く出てこず、永遠にもう一人のレベル0についての話をやっていたけど結局最終話まで当麻と絡むことはなかったのは割と肩透かしだった。一方で、一方通行もロシアに来てラストオーダーを助けたわけだけどこっちも当麻と交わることはなかったし、インデックスを覚えておけとか言われていたからおまえだったのか!みたいな話があるのかと思っていた分残念。そしてそこでの交わりがないなら別にわざわざ物語の尺を採ってまでやる必要はないと思う。

全体的にもう少し掘り下げてくれていたらうれしかったかなぁ。

話がおもしろすぎて取り上げてなかったけど作画がかなりよくなっていてうれしかった。8年空いただけあるよ。ていうかJC.STAFFってやっぱすげえんだな。

二期に引き続きOPはかっこいいし、EDは井口裕香さんになっていてめちゃよかった。

ROAR、曲もかっこいいし映像も素晴らしいし文句のつけようがない。Gravitationも革命前夜も好き。

まずは...その幻想をぶち壊す!、かっこよすぎて普段使いしたい(しない)。

 

Pとある魔術の禁書目録2 

自分の中でこれを超える台は後にも先にもないと思う。本当にそれくらいの出来。音、光、振動、すべてが完璧。特に右打ち中の演出は脳汁がやばい。完全に前作の超上位互換。

エピソードリーチ、全部いい。

SPリーチ全部いい。(麦野とキャーリサは...)

超電導砲予告、めちゃくちゃかっこよくなってる。

イマジンブレイカー、プチュンも搭載されてかっこよさが百倍。

右打ち、すべての演出がかっこいい。

ここまで完璧の台を作ってくれて藤商事さん本当にありがとうございます!

ヒロインラッシュのときのヒロインの画質だけ悪いのが少し気になる。でもラストオーダーとあっち向いてほいができるのはこの台だけだよ。大笑顔。

 

とある科学の超電磁砲T 8点(4.385)

  • 作画:5
  • ストーリー:4

  • 声優:5

  • 音楽:4.85

  • キャラ:4

  • 主観的評価:4

 

やっぱり安定しておもしろいけど二期ほどではなかったというのが本音。

御坂美琴のかっこよさがあまり活かせていなかったな。

禁書目録と比べるとやはり話の面白さというよりはキャラ同士のやり取りや雰囲気を楽しむものではありそう。超電磁砲とかかっこいいのにあんまりバトルで生かせていないのはもったいない。バトルの興奮具合は禁書目録のほうが上か。

でもいつもの日常が突然不穏になってその日常を守り抜くために御坂美琴が暗に活躍するみたいな構図はやっぱり好き。三期までに積み重ねた関係性もかなり出てきたと思う。黒子がどんどんバケモンになってるw

食蜂美咲、いいキャラしてたな。風の噂によるとこの先かなり活躍する上に上条当麻と並々ならない関係を持っているようでラノベ読むか~の顔つき。

25話全体としては構成もしっかりはしてないし(特にラスト6話くらいは謎)、キャラも多すぎて掘り下げられてはいないけど一つ一つのエピソードはキャラの強さや作画の強さである程度のクオリティになっていて楽しめる。

主題歌強すぎだよ!final phaseとdual existence、どっちも大好き。fripSideが好き。

でもやっぱ本質は日常回なんだよな~。18話と19話の楽しさは異常だった。

三期のフレンダ、めちゃくちゃよかったな... ラストオーダーほどではないけど十分に推せる。

 

Pとある科学の超電磁砲 

ライトミドルの割に右打ち時の出玉感がとてもよい。半分で6Rのはずなのに10Rの気持ちよさで感覚バグってる感はある。

そして搭載楽曲がすべて強い。放課後ガールズトーク、素晴らしいからみんなにもぜひ打ちながら聞いてほしい。

ただ初当たりはSPリーチの場合はかなりワンパターンだし、当たりにつながらない演出もかなりわかりやすいのは楽しさが少ないかも。しかも演出が多い。シンプルモードくらいほしかったな。SP前の金系演出が3割しかないのと最強御坂ZONEが信頼度50%ないのは渋すぎる。なんなら超電磁フリーズもそんなに強くないし。対して期待できないのに演出を派手にするのはよくない。

しかも水着モードの料理やアイテムチャレンジで急に当たるからよくわからない。

ラッシュチャレンジのアイテムミッションで当たる率は異常。

 

なんでここに先生が!? 3点(3.3)

  • 作画:3.75
  • ストーリー:3

  • 声優:3.75

  • 音楽:4.25

  • キャラ:2.75

  • 主観的評価:3

 

これってラブコメアニメなのかエロアニメなのかわからんな。

まあ少なくとも感情を深く取り上げている感じではないからギャグアニメではありそう。そしてそういうアニメは自分はあまり楽しめないのですみません...

エロにもそんなに興味ないからあんまおもしろくはない。やっぱ見えないこその良さはありそう。dASの規制解除版で見たからOPのむき出しの胸とかも全然感情が湧かない。ただ時々エッチなシチュエーションはあるからそういうときはうれしかった。個人的には二番目の先生が声も含めて好き。

まあそんなことはさておいてこいつら先生としての自覚がなさ過ぎる。先生と生徒が付き合うのって結構人生懸かってそうなもんだけど。ドメカノみたいに(うろ覚え)。

 

バミューダトライアングル ~カラフル・パストラーレ~ 1点(2.375)

  • 作画:2.75
  • ストーリー:2

  • 声優:3

  • 音楽:3.75

  • キャラ:2.25

  • 主観的評価:1

 

こんなん真剣に見てたら頭おかしなるで。

作画は恒常的に崩壊。声も悪い。話は当然つまらない。

何も話が進まない上に唐突のアイドルデビューは笑ってしまった。

日常アニメって適当に日常をやってればいいわけではなくて、キャラの掘り下げをしながら尊いやりとりを視聴者に見せないとおもしろくなるわけないでしょ。何を伝えたいのか、何を見せたいのかをもう少し明確にしてからアニメを制作してほしい。これじゃ自己満足のアニメだよ。

舞台として水中を選んでるのは何かあるのかな。ファンタジーチックにしたいのはわかるんだけど水中の要素を何一つ話に取り入れられてなくないか。まあキャラが動くたびに発生する水の音は少し心地よかったけど。最終話付近の大人が子供に詰められて謝らせられてるシーンは笑顔だった。

OPでバンドリのことを思い出した。そういえばこんな曲あったね。

これが見やすい駄作ってどういうこと?ぷないさんの信頼度がまた下がった。

 

プリンセスコネクト!Re:Dive Season 2 10点(4.795)

  • 作画:4.85
  • ストーリー:4.75

  • 声優:5

  • 音楽:5

  • キャラ:4.5

  • 主観的評価:5

 

最高~~!!

二期になってから作画の安定度が少し減ったり、キャラ無限になって各キャラの掘り下げは甘くなったりしたけどそんなの関係ない。力を入れてるところは本当に作画が天元突破してた。掘り下げもすべてのキャラでできていないだけでキャルやペコリーヌといった主要キャラは比較的しっかりしているし、一期から描かれ続けた関係性が最後の最後で生かされていた。九話とか特に関係性が表れていたね。キャルペコ微笑ましい。

ただもう少し掘り下げられていればより感動できたと思う。

話の展開の緩急ははげしすぎ。前半はまったり日常だったのに急に真剣バトルメインになったら風邪引いちゃうわ。

明らかに情報量が足りてなさそうなストーリー展開ではあった。私はソシャゲをやっているので、ある程度キャラも知っているし世界観もわかっていたけど、ゲームやったことない広がアニメだけ見ても?で話が進んでいきそう。その点で一般受けしなかったのは悲しい。明らかに二期でまとまるような情報量じゃないから三期くらいまでやってくれればよかったのに。

まあこれこそソシャゲアニメではあり味わい深い要素でもあるんだけど。

そして音楽も強い。OPを二番で続投なのもえらいしEDはエモいし、劇中歌も感情や雰囲気を最大限に高めていて素晴らしい。Lost Princessのレパートリーどんだけあるんだよ。

キャルの脇が本当にエッチ。寝起きのキャルがかわいすぎた。ツンデレも素晴らしい。しまいにはラストのキャルが料理の練習をたくさんして指をけがしている描写、ほんとに好ましくて泣きそうだった。

個人的に印象的だったのは5話Bパート、9話、10話Bパート、12話だな。10話のペコリーヌが自分の正体を明らかにするシーンはよかった。プリンセスストライクの作画が毎回とんでもない。ただエフェクトの色がボインレーなのはpを思い出して脳が反応してしまうからやめておくれ。

純粋な強さではなくてみんなの絆から生まれる強さが強大な敵を討ち滅ぼすという構造好き。

この世界の暖かさや守りたい日常をみんなでご飯を食べるというシチュエーションに終始落とし込んでいたのも伝わりやすくてよかった。

ソシャゲ最近始めたけど不快要素が少なくてやりやすい。趣味にします。

 

僕らはみんな河合荘 9点 (4.55)

  • 作画:4.25
  • ストーリー:4.75

  • 声優:4.75

  • 音楽:4.75

  • キャラ:5

  • 主観的評価:4

 

めーちゃくちゃ面白い!

こういうアニメを見たいんだよ俺は。

各キャラが個性的で面白い上に主人公とヒロインの恋愛模様を軸にして物語を進めておりずっと楽しめる。恋愛ラボと同じで、何がやりたいのかを作品のどの部分を切り取っても明示されていて素晴らしい。

また構造として主人公たちの関係性が同じ寮にいる大学生と社会人の清楚とはいいがたいような異性関係との対比になっているのがまた面白い。アニメでは最後まで描かれなかったけど最後まで美しく結ばれるんだろうなぁ...。

そして主人公がしっかりかっこいいんだよな。幼馴染の話も主人公の性格の良さを裏付ける話につながっているし、ヒロインが合コンに連れて枯れる話も主人公の良いところに改めて気づくきっかけになっている。どのエピソードも意味があった。

M男だけはよくわからずに浮いているけどw 

河合荘ってかわいそうとかけているんだと思ったんだけどその要素はなんだったんだろう。

OPもEDもかなり味が出ていて良かった。

てかこの寮、主人公がいないときは会話のやり取りの終着点はどこだったんだろうか。主人公がいなかった過去の河合荘も少し気になる。 

 

恋愛ラボ 8点(4.35)

  • 作画:4.25
  • ストーリー:4.25

  • 声優:5

  • 音楽:4.25

  • キャラ:4.5

  • 主観的評価:4

 

かなりおもしろかった。

適当なことやってたけどキャラ同士の掛け合いや動きがいちいちかわいいし小気味よい。

恋愛研究、普通に気になるからもう少し深くやってほしかったけどあくまでも物語のおまけ程度にしか扱われなかったのは残念。てか男ほぼ出てこないし実質百合研究でしょこれ。

莉子のモテモテであったという嘘から彼女らの関係性を見せていたのはよかった。特に最終回は感動したね...

エノは確かにむちゃくちゃかわいいね。幼なじみ回は深かった。

そういえばダッキーが好きな設定、かなりあんハピ。別に明確に好きではないんだけど彼氏を物に重ねるみたいなアニメはめったにないから印象強い。

 

ロクでなし魔術講師と禁忌教典 6点 (3.925)

  • 作画:4
  • ストーリー:4.25

  • 声優:4

  • 音楽:4

  • キャラ:3.75

  • 主観的評価:3

 

うーむ。なんか特別おもしろいわけでもなかったな。

主人公が最強になりきれてはないから無双感の気持ちよさもないし、ハーレムではないからその楽しさもない。ちょっとおもしろいところはあるもののアニメとしての面白さではなかったし、あんまりアニメ化に向いてないのかな~などと。キャラは確かに萌え萌えではあるけど作画があまりよくなかった上に掘り下げもあんましなかったので微妙。制服はすごいエッチだったけど。金髪もそこまで強くなかったしね。

白猫のほうが金髪になってたら(それは白猫ではない)、結構萌え萌えで8点くらいあげてたかも。

でも後半からはかなり気になる話の伏線的なものはあったから続編があったら見たいし原作も読みたい感はある。尻上がりな感じはするな、グレン先生の過去はほとんどあかされてないし、アカシックレコードが何かも全くわかってない。

先生って言われるのは確かにうれしいかもな。ブルーアーカイブの原点。

 

映画レビュー

大室家 dear sisters 100点(4.88)

  • 作画:5
  • ストーリー:4.5

  • 声優:5

  • 音楽:5.1

  • キャラ:5.1

  • 主観的評価:5

 

はああああああ!!最高すぎるよおおおおお!!

確実に2024年アニメ映画トップです。

2020年に10周年記念でゆるゆり、のOVAをやった以来か。自分は去年に見たから比較的記憶には新しいし喪失感を感じていた期間はそこまで長くはなかったけど、それでも最初のシーンでごらく部のみんなを見たときは思わず泣きそうになってしまった。彼女たちと日常も続いているんだなと。

さて今回はごらく部ではなく大室櫻子の家族、大室家の話。

家族だからこその関係性の深さが40分という短い時間でもしっかり描かれていた。

40分1600円というラブライブほどではないけどなかなか強気な値段設定に誰一人文句を言ってないし、全員が満足げな感想をつぶやいてるのを見ても明らかに素晴らしかったといえる。

大室花子がさあ!!!

櫻子のことが嫌いそうに見えて本当はめちゃくちゃ好きなのかかわいすぎる。

櫻子も本当にいいお姉ちゃんで普段は花子のことをいじってるのに風邪を引いたときは態度では見せないけどしっかり心配していて愛らしい。それを向日葵に頼りに行くのも含めて好き。

ただ撫子の良さはあまりわかんなかったんだよな...

撫子の高校生パートや百合匂わせパートは映画全体で見てもノイズのように感じたし、花子と櫻子との親密なエピソードもあまりなかったし。多分次回作でしっかり掘り下げてはくれると思うし安心してるけど。

花子は本当にかわいかったんだけどいろいろあって一回しか見れてないから具体的に言語化できない。

必ず円盤買って何度も見返します。

 

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章 8点(4.305)

  • 作画:4.25
  • ストーリー:4.35

  • 声優:4.25

  • 音楽:4.25

  • キャラ:4

  • 主観的評価:5

 

この非日常の中に日常がある感じ、がっこうぐらし!にも似てるけどとても好き。

今のところ謎が多すぎてもう待ちきれない!ってなってるけどいい意味でも悪い意味でも後編次第ではある。

この後の展開を自分の中でいくらでも想像ができるし、こういった余白を残した作品のよいところを存分に視聴者に与えてくれている。

日常の扱い方がうまいのとテンポ感が良い上に視聴者に不気味さとともに何をやっているのかが伝わりやすい演出なのも良かった。

そしてこの作品、構成がまあまあ攻めてた。大体のアニメ映画は時間的に限界があるし展開が読みやすいのにこの作品は最後まで楽しませてくれる。あまりにも伏線が多すぎて気になりすぎてる、早く後半見させろ!

門出と凰蘭の関係性がどういうものかの真相を今すぐ知りたい。

 

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦 6点(4.0)

  • 作画:4.75
  • ストーリー:3.75

  • 声優:5

  • 音楽:3.75

  • キャラ:3.25

  • 主観的評価:4

 

うーむ。

これに関しては完全に俺が悪いけど、アニメなどの予備知識などを全く持たずに見に行ったから最大限映画を楽しめなかった感が強い。もちろん劇中の中でもある程度モノローグを使って説明はなされていたけど掘り下げはさすがに足りなかった。

でも掘り下げとして情報量が足りていないのならこのモノローグはいらないのでは。試合シーンのノイズになってたし。

しかしやはり大人気コンテンツ、作画のクオリティや声優の豪華さが頭一つ抜けてる。バレーのルールはよくわからないけど迫力で十分楽しめた。

映画見ればアニメ見たくなるかなと思ったけどあんまならなかったな。部活ものは好きだし、男同士の友情とかもかなりの好物ではあるけど、ハイキュー!!はかなり男スポーツものとしての汗臭さ(悪口ではない)を感じたな。いざボタンを押せば無限再生できそうだけど最初が重い系だ。

まあアニメはそのうち見ますね~

 

まとめ

動機は不純かもしれないけど明らかにpを始めてからアニメのことが好きになったと思います。特に熱い展開が大好物になってしまった。

新しく化物語ひぐらしも出るっぽいしまだ見てないのでそのうち回収するぞ~

人生が豊かになった気がする!(実際は貧しくなった)

そしてやっぱりラノベアニメだねぇ。しばらくラノベアニメ回収部です。

 

 

23秋アニメ

はじめに

今期もレビューを書いていくぞ!

23秋の視聴本数は41本。暴食のベルセルクと絆のアリル二期を諦めました。アリルはまだ見るかもしれないけど暴ベルはな...

2クール続いている作品については最後の方に軽く感想を残しておきますが、ラグナクリムゾンが個人的には楽しみすぎる。

今回も採点基準については以下のページをご確認ください。

年度を跨いだのでまた点数の全体調整をやりたい感はある(時間がない)。

 

yuuharu-11.hatenablog.com

 

23秋アニメレビュー一覧(五十音順)

アイドルマスター ミリオンライブ! 8点(4.225)

  • 作画:4.75

  • ストーリー:4.25

  • 声優:4.25

  • 音楽:4.75

  • キャラ:3.5

  • 主観的評価:4

まあ悪くはなかった、悪くはなかったんだけどやっぱり僕の好みには合わなかった。ストーリーとしては全体として未来を中心とした三人がアイドルデビューするまでという軸を確立しながら進めていたのはえらかった。先輩のアイドルの姿勢や背景に触れることで彼女たちが成長していく様子を楽しむことができた。

けどやっぱりほかのアイドルの数が多すぎるし、1クールでまとまっていた感はあるけども情報量が多すぎる。ある程度の前提知識を必要とした古参向けアニメであることには変わりなかった。

最終話のライブは曲も動きも非常によくできていてかなりよかった。機材トラブルの必要性はよくわからなかったんだけどみんなで作り上げたライブという感じが好き。

ただ自分は掘り下げを重要視する人間なのでその部分が浅いとどうしても最終話に深みを感じきることができない。

 

新しい上司はど天然 2点(3.025)

  • 作画:3.5

  • ストーリー:3

  • 声優:3.75

  • 音楽:3

  • キャラ:2.75

  • 主観的評価:2

 

まーたゆるふわ社会人かよ...

最初こそ楽しんで見れていたものの後半はかなりくどくて苦しかった。

キャラ立ちはいいんだけど天然上司だけでいい。ひたすらかまってちゃんの上司は頻繁に自分なんてって言うのめちゃくちゃイライラするし、猫はかわいいけど声がうるさすぎる。福山潤のキャラも上司を適当にあしらってて鼻につく。主人公も定期的にブラック会社に勤めていたことを思い出すのいい加減にしろよってなる。上司が優しくしてくれているのにビクビクしてるのかなり失礼じゃないか?でも中盤で主人公が過去の自分と決別する話は普通によかったし意味があったのでまあそこに関しては容認できるけど。キャラが全体的に見ててイライラする。

そして同棲はしないだろwww 

これ女オタクさんは喜んでいるんですか?しかも結局半同棲みたいになってるの笑う。最後胃痛薬捨てる描写、普通に普段も腹痛くなることはあるんだから捨てるなよってなる。過去の自分と決別できたという物語を締めくくる演出なんだからもう少ししっかり考えてほしかった。

主題歌はまあまあ、作画は癖がある、顔は全然好きじゃない。

 

アンダーニンジャ 3点(3.2)

  • 作画:4

  • ストーリー:3

  • 声優:3.75

  • 音楽:3.75

  • キャラ:2.75

  • 主観的評価:2

 

要所要所でおもしろいかもみたいな要素はあるものの全体的に何をやっているのかわからずつまらない。キャラの個性や物語の異常性でふふってなるだけでストーリーにおもしろさはなに一つ感じない。

作画には雰囲気は出てるがキャラの顔は悪いし、異常性から垣間見える性的描写の見せ方はかなり嫌い。最終話あたりの普段からのうのうと生きていたキャラの無双が始まりそうな感じは少しわくわくしたけど結局やられちゃったし肩透かしだったな。

この世界における忍者が何なのかをもう少し説明してくれたらな...

 

ウマ娘 プリティーダービー Season 3 6点(3.835)

  • 作画:4

  • ストーリー:3.5

  • 声優:4.25

  • 音楽:5.1

  • キャラ:3.75

  • 主観的評価:3

 

うーーーん。このなんともいえないやるせなさ。一期さらには二期にはほど遠い出来だった。

今作以外では中心となる各ウマ娘の勝利にこだわる理由を明示的に表していたのに対し、今回のキタサンについてはその部分についてほとんど描かれることがなかった。トウカイテイオーのようになりたいという漠然としたものはあったがそれが勝利に結びつくことはないし、勝ちたいと思うのは至極当然のことであるからこそ、なぜ勝ちたいのかについて掘り下げることは史実に基づいている以上は一番重要な点になると思う。しかし、キタサンの場合はその掘り下げが全くなく、ただひたすら努力する姿が描かれるのみだった。最後の方のレースで観客が言っていたようにどこまでも愚直に努力しレースで前線を突っ走ることがキタサンブラックという馬の特徴であるのかもしれないが、それをただ勝ちたいという純粋な感情にのみ結びつけるのはさすがに無理があるんじゃないのか。

作画も怪しかったし、ツインターボのようなキャラもいなかったしどこをとっても二期に遅れをとる作品だった。

レースシーンとかほとんど同じような展開。毎回観客席にいる仲間は同じ構図だし、足で地面を踏み込んで加速する演出を幾度となく見させられた。さすがに飽きちゃうよ。

最終話だけは本当によかったけどね。勝ちたいを連呼しながら全力で走り続ける姿はかなり来るものがあった。

EDはバーケモンよかったね。

キタサンはかわいかった。

 

MFゴースト 2点(3.0)

  • 作画:3

  • ストーリー:3.25

  • 声優:4.25

  • 音楽:3.5

  • キャラ:2.25

  • 主観的評価:2

 

レースシーンは迫力があったし、結構見てておもしろかったけどそれ以外の部分は微妙すぎる。

まず、女の顔が悪すぎて全然興味が湧かない。しかもめちゃくちゃ面食いで性格も悪いしイライラする。ほかにも女のことを性的な目でしか見ていない気持ち悪いおっさんや突如現れる全然掘り下げられていないキャラなどキャラクターの使い方が微妙。

また、主人公の家族を探している話や映像記憶の話も多少物語で触れられているものの結局何も解明されてないからモヤモヤを残したまま終わってしまった。

まあいろいろと文句はあるけど結局顔が悪いのが一番苦しいな、画面を見る気が起きない。OPはちょっとすき。続編はあるっぽい?

 

かげじつ!せかんど 8点(4.175)

  • 作画:4.5

  • ストーリー:4

  • 声優:5

  • 音楽:3.75

  • キャラ:4

  • 主観的評価:4

 

ショートアニメとして理想的。しっかりキャラの情報を補完してくれるし、キャラ同士のやりとりがとても好ましい。本編では出てこないキャラも出てくれるし普段はあまり見れない七陰同士の関係性を観測できる。

私だって頑張ってるもんのベータかわいすぎだし。こういう話を本編でもやってほしいんだよな。さすがに短すぎるから5分くらいのショートアニメにしてほしい。

 

陰の実力者になりたくて! 2nd season 7点(4.15)

  • 作画:4.5

  • ストーリー:3.5

  • 声優:5

  • 音楽:5

  • キャラ:4

  • 主観的評価:4

 

まあずっと何をやっているかはわからないけどやってること自体はおもしろいし気持ちいいから適当に眺めていられる。

下手に気持ち悪いパートとか難しい話をやっているんじゃなくてずっと適当バトルでシャドウ様が無双していてほしいのが正直な気持ち。

OPもEDも相変わらずよかったし作画も安定してたから見やすさも保たれてた。

劇場版おめでとうございます!

8話くらいのベータ回はよかったな。というかキャラの立たせ方は依然としてかなりよかった。今期はデルタが強かった。

 

カノジョも彼女 Season 2 5点(3.575)

  • 作画:4.25

  • ストーリー:3

  • 声優:4

  • 音楽:4.25

  • キャラ:4

  • 主観的評価:2

 

好きじゃない、好きじゃない、でもやっぱり好きじゃない~~~(>_<)

みんなはギャグ感覚で楽しめって言うけどひたすらに異常者が異常日常(それは日常ではない)を過ごしている映像を見てても不快感しかないんだが。まじでまともなのは渚ちゃんだけ。渚ちゃんはかわいい、本当に異常者に囲まれててかわいそう。

そもそもこの話って主人公がどの子も魅力的だからっていうので味比べしてみようという根本がカス過ぎるんだよな。なんか新しいキャラもヒロインとして追加されたけど何で好きになったのかがマジでわからない。中学生の頃から好きだったらしいけどそれを裏付けるエピソード一つもやってなくない?掘り下げが浅すぎる。

100カノみたいに主人公を好きになる呪いでもかけられているんですか?まだ100カノの方が全然主人公かっこいいんですが。

こいつと今期でわかり合いたかったんだがな...

 

カミエラビ 6点(3.75)

  • 作画:4

  • ストーリー:3.75

  • 声優:3.5

  • 音楽:4.25

  • キャラ:3.75

  • 主観的評価:3

 

うーーーーん。神に選ばれた者たちが戦うとかいう何回使われてもおもしろくなるテーマなのに、この作品はそのテーマがどのように話として進んでいるのかが全くわからないのが残念すぎる。毎回知らないキャラが出てきて適当に解決してを繰り返しているだけなんだよな。でもその過程がまあまあ面白いから楽しめたんだけど。あらかじめライバルを明示しておいてもらえた方がまだ物語の進む方向がわかりやすくて好きだったかな。

作画が全編CGでなかなか見ない形式だったけど特に違和感感じることがなかった。穂花たむとかアイドル(名前思い出せない)とかかなりかわいかったし。OPも異常行動を含めて好きだった。

さすがに最終回の終わり方に締まりがなさ過ぎてびっくりしたけど続編があるらしいので結構楽しみにしながら待ってます。

 

鴨乃橋ロンの禁断推理 4点(3.375)

  • 作画:3.75

  • ストーリー:3.25

  • 声優:4.25

  • 音楽:3.75

  • キャラ:2.75

  • 主観的評価:3

 

全然見るのは苦痛ではないんだけど、別におもしろくない。

最初こそ少しおもしろいかも?とはなったけど結局この作品の差別化要素であるロンの事件解決後に容疑者を死に追い詰めてしまうという要素もずっと同じことをやっているだけだし、トトが死ぬなっていうだけで止まるならそんなにトトがいる必要ないじゃんってなる。そのワンパターンの要素を色合いを全く変えることなく続けたのがよくなかった。ミステリー要素はなんなら他作品と比べて劣るくらいだし、コナンのパクりみたいな要素が無限にあるしで、評価できる要素が少なかった。

田淵さんのOPは曲としてはよかったな。作画もよかったけどこういう凡庸以下の作品にリソースを割くくらいならもっと僕雨とかおもしろい作品の作画をよくしてほしいと思うのは僕だけだろうか。この作品キャラも別に強くないし意味ないだろ。

二期決定らしいけどあんまり見たくはない。とはいいつつもここからロンの過去が解明されていく感じで物語の本質に迫っていくとは思うのでワンチャンおもしろくなるかも?あまり期待はしてないけど。

 

帰還者の魔法は特別です 4点(3.3)

  • 作画:3.5

  • ストーリー:2.75

  • 声優:4.75

  • 音楽:4

  • キャラ:3.5

  • 主観的評価:2

 

ずっとなにがやりたいのかよくわからなかったけど多分続編から本編を本格的に進める感じなのかな。やり直し系はそんなに数見てきてないけど強い主人公以外に焦点が当たるのはうれしいかも。話が何もわからない中、何が視聴意欲を保ってくれたかってロマンティカたむ萌え萌えとEDだったからな。ロマンティカが頑張っている様子は無限に見れる。6を撫でるって、何ですか??

なんで帰還してきたかとかキャラ同士の掘り下げとかがばがば過ぎるまま話進めるのやめようよ... 

まあこれは続編があるにもかかわらず1クールで評価しようとしている私が悪いんだろうけど。

 

君のことが大大大大大好きな100人の彼女 7点(4.01)

  • 作画:4.25

  • ストーリー:3.75

  • 声優:3.75

  • 音楽:4.6

  • キャラ:4

  • 主観的評価:4

 

最初はしょうもないなと思っていたけどだんだんと恋太郎くんの良さに気づいた。ヒロインは相変わらずとってつけたような属性だしなんで主人公のことが好きになるのかもわからない人形だけど、恋太郎くんはヒロインそれぞれを等しく愛しているし、理由も明確に示されていて男の好感度が高い。ヒロインは全然好きじゃないから恋太郎くんありきではあった。

こういうアニメは苦手だと思ってたけどこのアニメを通してハーレムアニメが苦手なわけではないことに気づかせてもらった。

けどあかりのお母さんが出てきたときはもう。さすがにお母さんは浮気だし、生まれ変わり説で少し納得してしまったけど違ったし最終話亡霊みたいなの出てきて横転。

OPだけは躁病だったな。二期おめでと~。

 

経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。 3点(3.2)

  • 作画:3.25

  • ストーリー:2.75

  • 声優:4.5

  • 音楽:4.25

  • キャラ:3.25

  • 主観的評価:2

 

タイトル最悪だったけどまあ序盤はそんなに悪くなかった。

が、話が進んでいき二人の感情が重要な局面になればなるほどこの作品の浅はかさというか、掘り下げの浅さが露呈していた。部室で多くの人にたたかれていたからそこまで言うほどではないだろと思って擁護してたけど後半の展開は明らかに弱かった(実際序盤は悪くないというか全然断定はできなかった)。

特に感情がうまく描けないのか、性欲を恋愛感情とごちゃ混ぜにしたのは本当によくなかった。切ることはできない二つだけど一応ラブコメ、高校生同士の恋愛を描いているならせめてお互いの恋愛感情の認識くらいまでは純粋なものとして描いてほしい。まあそれはタイトルから期待はしていなかったですが。彼女が家族の問題で苦しんでいるときに彼女とHすることしか考えていない男ってどうなんですか?これが月愛が求めていた優しさなんですかね。なぜお互いがお互いを好きになったのか終始わからなかった。

オタクくんも結局は前の男と同じでカスだったね。タピオカ回まではよかった。

声優と主題歌はよかった分もったいない。作画は崩れ気味。ENGIだからね、仕方ない。

 

攻略うぉんてっど!~異世界救います!?~ 10点(4.71)

  • 作画:5

  • ストーリー:4.5

  • 声優:5

  • 音楽:4.6

  • キャラ:4.5

  • 主観的評価:5

 

素晴らしい!!!

完全になめてました。今期のダークホース枠です。

話が普通に小気味よくて日常系としても楽しめるし、なろうみたいに気持ちよさを楽しむこともできる。声優が豪華だったり、作画が豪華だったりと中華アニメならではのお金のかけ方ではあったけどそれも相まって素晴らしい作品に仕上がっている。個人的にはゲームのようなデフォルメされた世界やキャラデザがすき。設定とかも日本のアニメではなさそうなぶっ飛んだ感じだけどそれがいい感じにアクセントになっている。

エンヤァ萌え萌えすぎ!先生との掛け合いも普通に好きで癖になる。

OPもEDもかなり気持ちいい。Cパートは本当に意味があった。

めちゃくちゃいいアニメ。日常系のほんわかしたアニメが好きな人は是非見てほしい。中華アニメだからと言って侮ることなかれ。

 

ゴブリンスレイヤーⅡ 7点(3.975)

  • 作画:4.25

  • ストーリー:3.5

  • 声優:5

  • 音楽:4.25

  • キャラ:4.25

  • 主観的評価:3

 

ゴブスレって感じだった。ダークファンタジーって感じを残しつつ適当におもしろい話をやってくれる。女の子はいつも萌え萌えだし基本的に視聴が容易すぎる。なんか一期よりも全員成長しているように感じられた。女神官がかわいすぎる!

雰囲気が感じられるOPもかなり好きだし、全体的に雰囲気が感じられるアニメの演出なのがいいよなぁ。話がどこを目指してるのかさまよっている感はあるのでそこだけもう少し解消してもらえればうれしい。というかゴブリンをいつになったら殲滅できるんだよ、これ。

こういう雰囲気で楽しめるアニメはかなり得意だし、中二病主人公も大好きなのでこういうアニメもっと見たいよね。

 

婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む 6点(3.9)

  • 作画:4.5

  • ストーリー:3.5

  • 声優:4.5

  • 音楽:3.5

  • キャラ:3.75

  • 主観的評価:4

 

結構好き。

男はヘタレすぎて全然好かないけどシャーロットがかわいすぎる。金髪だし声がよすぎるし。後半の方はシャーロットがハーレムのようになっててその構図はあんまし好きじゃないけど、まあ最近はよく見るし慣れてきた感。ひたすらにシャーロットが萌えだった。それ以外は無だけど。

結局婚約破棄の話も何だったのかよくわかんない。ラブコメと言うほど二人の感情にも迫ってないし。中途半端な日常アニメみたいな感じだった。

ただ毎回同じようなBGMを使っているのは結構気になったかな。話にのめり込めないほど主張が激しかった。

 

SHY 7点(3.975)

  • 作画:4.25

  • ストーリー:3.75

  • 声優:5

  • 音楽:4

  • キャラ:4

  • 主観的評価:3

 

東山奈央さんの声!!!

恥ずかしがり屋の主人公のヒーローとしての成長を軸にヒーローとはなんなのかを心情的に示すような話が多く、普通のヒーローものとは違った視点で面白かった。たくさんのヒーローがいる中でシャイがそれぞれのヒーローの在り方から学んでいく様子が好ましい。恥ずかしがり屋であることには変わりないけど初回と比べると明らかにシャイの成長を感じれるいい構成だった。

最終回の小石川さんなぁ。この二人の掛け合わせを永遠に描いてもらえればそれだけでいい。EDのデュエットも素晴らしかった。

個人的にはスピリットさんの回が好き。ご飯が食べられるのがうれしいんじゃなくてお母さんとご飯を食べられるのがうれしいとかいうセリフな。スパイファミリーでもあったけど家族愛の話で押し通されると簡単に揺れちゃうんだよな。家族とかいうの真実の関係性。

 

16bitセンセーション ANOTHER LAYER 6点(3.875)

  • 作画:4.25

  • ストーリー:3.75

  • 声優:4.75

  • 音楽:3.75

  • キャラ:3.75

  • 主観的評価:3

 

うーむ。結局エロゲ販促アニメだったのかな。

何がしたかったのか最終回が終わっても全然よくわからなかった。美少女ゲームが存在しなかったら今あるアキバもこんな風に発展してこなかったんだからもっとエロゲやれよって話かな。それか海外にコンテンツを奪われつつある現代に対する警鐘なのか。

何が伝えたかったのかはわからんのですが、コノハによってどのような変化が世界にもたらされたのかも全くわからなかった。過去に戻る仕組みだったりみんなで美少女ゲーを作る様子だったりはおもしろかったけど、最終的にそれらに意味がないのなら結局何がしたかったんだよという話にはなる。

美少女ゲームが好きだったおじさんたちには響くのかもしれないけどあんまり予備知識のない我みたいな人にはあまり刺さらなかった。小ネタは確かにあったけどそれだけでアニメがおもしろくなるわけではないからな。

いやあそれにしても古賀葵さんの声がぴったりはまってたね。本当に素晴らしい声だよ。

 

しーくれっとみっしょん~潜入捜査官は絶対に負けない!~ 3点(3.15)

  • 作画:3

  • ストーリー:3.25

  • 声優:3

  • 音楽:3

  • キャラ:3.25

  • 主観的評価:3

 

僧侶枠の割にはストーリーがしっかりおもしろかった。シチュエーションがしっかり作り込まれていてかなりエッチだった。不倫とかじゃなくてこういうただHな話を流してればいいんだよ、僧侶枠は。

でも点数的にはあんまり高くなかったな、これが僧侶枠の上限かもw

 

SPY×FAMILY Season 2 8点(4.175)

  • 作画:4.75

  • ストーリー:4

  • 声優:4.5

  • 音楽:3.75

  • キャラ:4

  • 主観的評価:4

 

全然嫌いではないけどね。といいつつもなんだかんだ高得点になってるのは単純にアニメとしての完成度が高いからなんだよな。見やすすぎるよね。

日常は好きなんだけどスパイの話がノイズになってる...ってこれはもうずっと言ってるから言わなくてもいいか。ちょっと真剣にやり過ぎな節はある。どうせスパイの話は大してやる気ないんだから設定だけ残しておいて無理に進めようとしなくていいのに。

けどよくこんなに話を進めないで世間的に認められてるな。やっぱりキャラとか関係性の描き方はしっかりしてるんだよな。日常系アニメの時代来たか?

アーニャがいないとおもしろくないので(ヨル回とか一ミリも興味ない)、ずっとアーニャを出しておいてほしい。相変わらずアニメのクオリティは高いものの主題歌はあんましよくなかった。もう少し映像を頑張ってほしかった感。

劇場版はまあそのうち覚悟して見ます。

 

聖剣学院の魔剣使い 5点(3.75)

  • 作画:3.5

  • ストーリー:3.5

  • 声優:4.25

  • 音楽:4.25

  • キャラ:4

  • 主観的評価:3

 

女の子は確かに萌え萌えだけど話が全然よくわからないし興味なし。ヴォイドの話とかよくわかんないまま終わってしまった。ただまあちゃんと理解していけばおもしろくなりそうな感じはあるんだよな。原作読んでないから知らないけど。

吸血シーンや主人公がショタだからこそ発生するお風呂シーンだったり女の子に世話されるシーンだったりうれしい場面は多かった。

こういうよくわかんないけど萌えでなんとかしているような作品のことが純粋には楽しめないんだよな。もっと素直になりたい。

作画はなんかへちょが多めだったけど遠坂あさぎ先生のキャラデザが偉大で力入れるところはしっかり再現できていて可愛かったと思う。さてもう一つの遠坂先生が原作イラストの作品はどうかな...?(豚レバーは最終気が全然やらないので書きません。どうせ3点とか。)

藤川千愛さんのOPは今回もかなりよかったな。愛の話はあったっけなってなってたけど。

 

ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~ 6点(3.825)

  • 作画:4.5

  • ストーリー:3.5

  • 声優:5

  • 音楽:4.25

  • キャラ:3.25

  • 主観的評価:3

 

放送が途中で切れてしまったせいでほとんど覚えてなかったけど元から大して内容なかったから耐えた。人類がゾンビ化していく世界の中で脳天気な主人公が世界を救う話で、多分シリアスな設定とお気楽な主人公の行動の対比を楽しむんだろうけど若干見ててイライラする。ずっと頭のおかしな行動をしていてご都合主義でうまくいってるだけの話が続くの苦しいよ。唯一まとも枠の可愛い子も最近主人公に懐柔され始めてるし、この先どのように話を進めるんだろうか。あんまりおもしろくはならなそうだけども。

そして元芸人志望だった昔の男友達がかなり苦しい。すぐ裸になる上にこの世界に似つかわしくないようなギャグを連発してくる。うん、やっぱりこのアニメ好きじゃないかも。

掘り下げとかも適当でほんとになんちゃってサバイバルしてるだけなので雰囲気を楽しめる人なら楽しめそう。キャラデザとかはかなりよかったのにあんまし萌え展開にならなかったのは残念だな。

OPはかなりよかった(映像はそんなに好きじゃない)。

 

盾の勇者の成り上がり Season3 9点(4.57)

  • 作画:4.75

  • ストーリー:4.5

  • 声優:5

  • 音楽:4.5

  • キャラ:4.6

  • 主観的評価:4

 

二期に比べて明らかに話も面白くなってたしバトルシーンの迫力がすごかった。

作画が強すぎる。特にドラゴン戦の迫力と熱さはすごかった。

バトルシーンだけではなくてフィーロのダンスだったりぬるぬるOPだったり素晴らしい要素がかなり多かった。このクールだけで一期二期見てきたかいがあったなと思える(別に前作が嫌いなわけでは一切ない)。

話自体がめちゃくちゃ面白いかと言われればそうでもないが、しっかり盛り上げるところや力を入れるところでメリハリをつけているのが良い。もう少し掘り下げられているといいとは思う。でもなろうだしそこにあんまり期待はしてないしな。転スラをストーリーの面白さで見る人いないだろうしな。

OPはバーケモンよかった!!!フィーロの笑顔が毎回見れるの天才すぎるだろ。一番意味ある。

後半でようやく弓の勇者も成敗してようやく勇者がそろったので鳳凰戦はどうなるのか...  

わくわくが止まりません。

 

ダークギャザリング 10点(4.64)

  • 作画:4.5

  • ストーリー:5.1

  • 声優:4.75

  • 音楽:4.85

  • キャラ:3.75

  • 主観的評価:5

 

めちゃくちゃおもしろい!!!

23夏秋で一番更新されるのをわくわくして待ってた。

ホラーアニメおもしろすぎるだろ。特にこの作品では東京が舞台になっていることやホラー要素の裏付けにリアリティがあって余計に臨場感があった。

ホラー要素でも十分楽しめるのにポケモン要素もあるのおもしろすぎるだろ。より強大な敵を倒すのに各地の心霊スポットを巡るとか言う展開を最初に聞いたとき、わくわくしすぎてやばかった。第一クールに関しては正直まだ本領発揮してなくて雰囲気はあるけど普通のホラーだなあと思ってたけど、第二クールからどんどんと尻上がりでおもしろくなった。幽霊を成敗する様子やモブが幽霊に襲われてしまう様子も生々しく描かれているのも好き。

アニメが終わった今も京都編の続きが気になりすぎてしょうがない。いよいよ幽霊とのバトルだし。

個人的には旧旧Fトンネルが一番好きだった。トンネルってやっぱりこわいね。 

主題歌も全然知らないバンドだけど曲がかっこよすぎていつも聴いてた。二クール連続で流したの本当にえらいよ...

 

ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~ 10点(4.785)

  • 作画:4.75

  • ストーリー:4.75

  • 声優:5

  • 音楽:5.1

  • キャラ:4.5

  • 主観的評価:5

 

本当に素晴らしい!!!

悪役令嬢の中で群を抜いておもしろいし見やすかった。悪役令嬢のよい部分だけを抽出できてるし、これが悪役令嬢ものの最高傑作と言っても過言ではない。

ミーア姫が処刑されないために過去からやり直す話なのに、実施やってることはわりかし適当で、なろう主人公みたいになんだかんだうまくいくのが見ていておもしろい。話事態がおもしろいわけではないけど、ただひたすらにご都合主義が気持ちよすぎるし楽しすぎる。結局転生して何か成長をしたわけでもなく、少しの気持ちの変化はあれど運バケでうまい具合に話が進んでいっただけなんだよなw  

上坂すみれとかいうキャスティングも天才だし、制作SILVER LINK.も天才だしえらすぎる。作画がいいのはそうなんだけどキャラの表情の描き分けとかもうますぎる。ころころ表情が変わるからそれだけで画面を見たくなる。

ミーア・ルーナ・ティアムーン、萌え萌えだったね。一話から尋常じゃない金髪だとは気づいていたけど最後まで自己中心的だけどツンデレ要素とふとしたときの思いやりが作り出す、まるでツンデレ幼なじみヒロインのような振る舞いが好き。悪役令嬢ものだからいつも通り作中の男キャラに好かれていくわけではあるけど、その感情にも当然無自覚だし、なんにも気づかずに迫ったりするのが笑顔すぎる。

OPも大躁病だったね~。オーイシマサヨシ、天才過ぎる。実は曲だけじゃなくて上坂すみれさんの歌唱力とOP映像、どちらも素晴らしいから本当に完成された主題歌になっていたと思う。こういうOPだったら内容がどれだけくそでも無限に見れるな。てかこれ、弱いわけないんだよな()

いやぁ本当にいいアニメだった。

1クールずっと崩れずに笑顔を届けてくれて感謝!!!

 

でこぼこ魔女の親子事情 7点(3.975)

  • 作画:4

  • ストーリー:4

  • 声優:4.75

  • 音楽:4

  • キャラ:4

  • 主観的評価:3

 

キャラがおのおの立っていて、それをうまく生かしたストーリー展開でおもしろかった。特にフェニックスは序盤から終盤までずっとおもしろかった。一人称我なのがかなり好きw 

主人公格の娘が褐色なのが少し苦手要素ではあった。けどちょくちょく見られる親子の関係性はうれしかったし、アリッサさんがかわいかったので全然気にならなかった。

総じてキャラデザはあまり好きじゃなかったし世界観もそんなに好きじゃなかったので最初こそは見にくかったものの、チューニングが完了してからはかなり見やすくなった。

やっぱりアニメ視聴は慣れです。

 

デッドマウント・デスプレイ 第2クール 2点(3.05)

  • 作画:3.25

  • ストーリー:2.75

  • 声優:4

  • 音楽:4.25

  • キャラ:2.75

  • 主観的評価:2

 

なんかおもしろそうなことはやってるけど全体で何をやりたいのかがよくわからなかった。俺の理解力不足なのかもしれない。でもキャラ無限だし、知らない単語大量で会話しているんだもん。

相変わらず主題歌は強かったのでそれだけを楽しみにして視聴を継続することはできた。後半の高速映像切り替わり気持ちよすぎ。

ただこの水瀬いのりさんのキャラはあんまし好きじゃないな。ノーガンズライフと同じで狂ってる役もできるみたいだけどやっぱりあんまし良さが生かせてない感じがする。せっかくなら萌え萌えキャラがいいな。

 

とあるおっさんのVRMMO活動記 2点(2.95)

  • 作画:2.75

  • ストーリー:2.75

  • 声優:4.25

  • 音楽:4

  • キャラ:2.75

  • 主観的評価:2

 

新番で見ないつもりだったのに結局最後まで見てしまった。当然面白くはならなかった。

おっさんがゲームプレイしている様子眺めてて何が楽しいねん。しかも後半結局ただのなろうだし。話は面白さが一ミリもないし、目立ちたくないアピールがかなり鼻につくし、ちゃんと見ると不愉快。でも適当に見る分にはそんなに不快ではなかった。

上田麗奈さんいつも声がよすぎるのとEDだけは躁病だった。

 

Dr.STONE NEW WORLD 第2クール 7点(4.15)

  • 作画:4

  • ストーリー:4.5

  • 声優:4.75

  • 音楽:4.25

  • キャラ:3.5

  • 主観的評価:4

 

めちゃくちゃおもしろいわけではないけど、毎話安定しておもしろくて視聴が止まらなかった。

後半はあんまし興味なしだったけど前半の島の争奪バトルはかなり好きだった。完全に終わったと思わせてからの千空は生き残っててやっぱりなとはなるんだけど、その生存方法がちゃんとおもしろい。さすが石化してからの時間を頭で数えていた男w 

昔の最強の敵を復活させて戦わせるとか言う激アツ展開も平気でやってくるからな、結局ジャンプはおもしろいんだよ。逆張りせずに見た方がいいね。

 

はめつのおうこく 7点(4.0)

  • 作画:4.5

  • ストーリー:3.75

  • 声優:5

  • 音楽:4.25

  • キャラ:3.75

  • 主観的評価:3

 

冒頭の引きはかなり強かったし魔女が狩られるまではおもしろかったが中盤結構だれてしまった感。はなしをどのようなほうこうにもっていきたいのかが定まらないまま適当に進んでしまったのがよくなかった。今主人公たちが何を目的にどういう行動をしているのかはしっかり明示してもらわないと興味が持てないよ。

でも後半の白兎が現れて、バトルが始まってからからは結構おもしろかった。

続きが気になるところで終わってしまったので続編に期待。というか続編がないと消化不良すぎる。

全体的に残酷な現実を描いたような雰囲気の作画はよかった。

 

Paradox Live THE ANIMATION 6点(3.9)

  • 作画:4.5

  • ストーリー:3.25

  • 声優:5

  • 音楽:4.75

  • キャラ:3.75

  • 主観的評価:3

 

曲がめちゃくちゃかっこいい!

だけどストーリーはあんまりよくわからないしおもしろくない。違法薬物を摂取すればヒップホップできるようになるみたいな話、全然掘り下げてなくない?後半症状みたいなのが出てきたけどそれがどういう物なのかが最後までわからなかった。

四つのグループを中心に話を進める感じではあったけど思ったよりも各グループについて掘り下げられていなかったように感じる。12話視聴した後でもどんな話だったか覚えてないし。あれだけキャラがたくさんいたら掘り下げきれないのは当然っちゃ当然だからあんまり気にしてはいないけど。

でもライブシーンはかっこよかったし最初に言ったように曲は強いため雰囲気だけを楽しむには十分なクオリティだった。特にOPとかなかなか見ない構成だし、1分30秒ですべてのグループの特徴を出しつつもまとまりもしっかり残していて完成された主題歌だったと思う。あれだけばらけたグループなのにまとまりがあってサビで気持ちよくなれるのすごい。

曲はよかったね~

 

ひきこまり吸血姫の悶々 3点(3.25)

  • 作画:3.25

  • ストーリー:2.75

  • 声優:4.5

  • 音楽:4.75

  • キャラ:3.25

  • 主観的評価:2

 

このアニメを少しでも良さそうと思ってしまった俺が憎い。

国の話だったり勢力抗争の話だったりをしていて興味なかった。ずっと適当バトルしてればよかったのにさあ。 

メイドとこまりの過去の話をやっているときがピーク。

後半になるにつれて、話はおもしろくなくなるし、作画もどんどん崩れていくのが目に見えるしで視聴にはかなり困難を伴った。後半のヒロインバトルみたいなのは見ていて楽しかったけども。

OPはかなりよかったけどサビのライブパートもあんまりはまっていない感はあるしやっぱりNo.9とかいう制作会社さあ。

こまりもりいちぇ先生の原作絵はかなり素晴らしいんだけどアニメ絵は微妙。声がよかっただけだな。

 

Helck 9点(4.375)

  • 作画:3.5

  • ストーリー:4.75

  • 声優:5

  • 音楽:4.5

  • キャラ:4.5

  • 主観的評価:4

 

かなりおもしろかった。

序盤の方は普通にネタ多めだったしいきなり冒険に出始めたりと普通の異世界もののような雰囲気もあったが、そういった日常のやりとりやヘルクのなにげない姿などが後半のシリアス展開にかなり生きていたと思う。

人間、滅ぼそうのキャッチコピーから人間、救おうってヴァミリオたんがヘルクに言うのはかなり鳥肌が立ったし、最終話のこの台詞を口にするまでのヴァミリオの回想シーンはふたりの関係性が感じ取られて好ましかった。日常パートもこうなってくるとかなり意味のある物になる。

シリアスパートとほんわかパートの塩梅が絶妙だったね。雰囲気を壊さない物語の作り方でよかった。

弟だけでなく愛する人を失えば狂って人間を滅ぼそうという気持ちが生まれるのは至極当然のことで、こういう直感的に自然に思われるような心情の動き方を丁寧に描いていたと思う。

その中でも人間を滅ぼすことに一抹の躊躇を抱いていたヘルクは本当に心の優しい男なんだなと視聴者含め皆感じたことだろうな。

 

冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた 3点(3.275)

  • 作画:3.75

  • ストーリー:3

  • 声優:4.5

  • 音楽:3.25

  • キャラ:2.75

  • 主観的評価:3

 

悪くはない、悪くはないが全然おもしろくなかったな。

タイトルに書いてあることがすべてのアニメだけどこのアニメの場合はほとんど最初の方にそれを回収して、あとは娘とお父さんが会うたびに再会を喜ぶシーンが挿入するだけのなろうアニメみたいになってた。なんかお父さん視点と娘視点で同時並行に進んでいってそれが交錯する様子を見るのは少し新鮮でおもしろかったけど父親と娘の関係性で喜べることはあまりなかった。そもそも実の親子ではないし大して掘り下げもなされなかったし。

なんなら後半の父親の昔のパーティメンバーを思い出すみたいなパート、フリーレンみたいだったし。あれは誰がうれしいんだよ、誰も父親のパーティーメンバーに興味なんてないよ。父親視点で見ると勇者パーティーを追放(負傷したため)されてスローライフしてたら最強の娘を授かってしまう話にも見えておもろいけど。

早見沙織さんの声はやっぱり耳心地がいいのと途中から登場したロリキャラみたいな貴族(名前覚えてないし声優もわからない)はよかった。

もう少しおもしろければ全然好きになってたと思う。

 

僕らの雨いろプロトコル 6点(3.725)

  • 作画:3

  • ストーリー:4

  • 声優:5

  • 音楽:3.25

  • キャラ:3.5

  • 主観的評価:4

 

題材的にも悪くないしキャラもかなり強いし要素的にはかなり強かったのになぁ。

ゲームのCGが弱すぎるし作画もへちょすぎるし話もあまりおもしろくはならなかったし、キャラ属性以外が本当におしまい。

ストーリーがかなり雑で最終回とか特にひどかった。普通に試合に負けてて誰かが心理的身体的なデバフがあるわけでもないのに妹が歩いただけでチーム全体の士気が上がって一気に優勢になるの冷静に脈略がなさ過ぎる。ユウが仮面外したのもよくわからないし、結局何も女優業との問題解決してないんだよな。女優業への影響が問題という話ですべてを捨てて仮面を外したくせにその後の影響までを細やかに描かないのはさすがにやる気がないだろ。

しかもゲームの盛り上げ方が下手くそすぎて、最後の打ち合いは本当にださかった。ばくれつくん周りの話も全然掘り下げられてないし、幼なじみも設定だけで掘り下げが少ない。妹の話ももう少し主人公との二人にフューチャーしたストーリーがほしかった。

全体的にかなりもったいなく感じる作品。

逆に言えばキャラ性能という面で言うと今期でずば抜けていた。妹とか言動も行動もバケモンでかなり好きだったための大目に見て主観では4点。

cv.麻倉ももさんの妹ほしすぎる...

 

星屑テレパス 8点(4.3)

  • 作画:5

  • ストーリー:4.25

  • 声優:4.5

  • 音楽:3.75

  • キャラ:4

  • 主観的評価:4

 

ちゃんといいアニメだったね... 

ストーリーを通して何を見せたいのかが明確にわかったのがよかった。海果の成長や同好会としてと四人のつながりを物語からしっかりと感じ取れる。

これは憶測に過ぎないんだけどユウは宇宙人と自認している元々は海果のような臆病者だと思うんだよな。海果が苦しいときにいつも一番気持ちを理解しているような行動をしていると感じた。

しかしユウの過去についてはワンクールを通して全く触れられなかったのでそこだけはあんまり納得いってないし物足りない要素だった。もちろんストーリー構成的にもやりきれない部分ではあるだろうけどそこの掘り下げができておらず、視聴者にとってはただ宇宙人のような謎なキャラのままで12話から突如として現れた百合パートを流されても正直何も感情は動かない。

というかむしろ不快で1クールのまとめになる最終話なんだから四人の関係性を描くエピソードであってほしかった。明内ユウのことはほとんど掘り下げていないんだからそこの関係性を描いたってどうしようもないだろ。

続編で描かれることを願っています(原作の続きは読むつもり)。

独占配信はカス。

いい作品ではあったんだけどとことどころもったいない部分のある作品だった。

 

ポーション頼みで生き延びます! 5点(3.625)

  • 作画:4.25

  • ストーリー:3.25

  • 声優:4.75

  • 音楽:3.25

  • キャラ:3.5

  • 主観的評価:3

 

主人公マジでど畜生で笑う。

結局やってることポーション関係なくなってただのなろうになってた。なんなら主人公だけではなくてパーティに強い剣士もいればそれなりの身分を持つやつもいて最強パーティなんだよな。

この作品の楽しいところはスカッとしかないわけだけど、そのスカッとも別に対して恨みとかがあるわけでもなくただ主人公に絡んできた悪いやつを成敗するだけだから話が軽過ぎる。基本的に主人公には何かなしたいことがあるわけではなくてただタイトルにあるように生き延びたいだけだから自分の周りの人間を自分の感情に従って制裁したり救済したりしてるだけなのかかなりたちが悪い。ただ自分が生きてきたわけでもない転生した世界を荒らしている感じになっていてそれでいいのかとなる。このままじゃカオリのご機嫌取りで必死になる民に囲われた独裁国家が完成していまうよw 

後半に出てきたレイエットは萌え萌えだったな。女神様が東山奈央さんだったから見始めたけど女神様は声も顔もよすぎだった。最初予想していたより楽しかったので耐えです。急に薬屋さんを始めて洗剤を売り始めたり弁当を売り始めたりしたときはこれn回見た風景だよwとなってたけど、懲りずに貴族を成敗してたから気持ちよかった。

てかOPの謎のカオルの過去を振り返る映像は何なんだよ。全然興味ないし、12回も見せるなよ。本当に子供の頃からど畜生と言うことがわかるだけだった。

ポーションって結局何?

 

ミギとダリ 10点(4.68)

  • 作画:4.5

  • ストーリー:4.85

  • 声優:5

  • 音楽:4.25

  • キャラ:4.5

  • 主観的評価:5

 

これだよこれ!

単体で見たら適当なことをやってるんだけど物語全体を俯瞰してみたときに一本の筋が通ってるんだよな。この筋があるかないかって本当に大事で、これがなければただの頓珍漢な話だったなで終わっちゃう。日常系アニメでもこの筋がない作品は統一感がなくて一気におもしろくなくなってしまうんですよ。

適当なおもしろいことをやっているから視聴もしやすい上に最後まで見たらしっかり一つの物語として満足感があるの素晴らしすぎる。

最終話のミギとダリの存在にお義母さんとお義父さんが気づいてるっていうの本当にあったかいし、それをクリスマスのサンタさんを通して見せてくるのすごいうまいなと感じた。最終話Cパートの使い方もうまくてしっかり未来の話も描いてくれるの物語の満足感が高くなって良いね! 

不気味さと面白さとメリハリが全体的にはっきりしていてずっと楽しかった。この作品の面白さの尻上がりは今期随一。

本当にいいアニメだったね。

 

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- (2023)  8点(4.15)

  • 作画:4.5

  • ストーリー:4

  • 声優:5

  • 音楽:4.5

  • キャラ:3.5

  • 主観的評価:4

 

昔に触れていたこともあって大体のストーリーを知っていたけど改めてみると迫力ある熱いシーンが多くて楽しかった。後半の剣心の信念が現れるところはかっこよかった。やっぱ剣心がかっけえ。ただ2クールの中でもだれているところも多少あった。もう少しテンポよくバトルシーンを供給してくれるとなおよかった。

やっぱり作画の力は偉大でヒロインもそれなりにかわいくなってたし、アクションシーンの迫力は上がってるし、リメイクってやっぱり意味あります。いろんな作品をリメイクしてほしい。ドラゴンボールとか、大好きなので(照)。

実は2クール通してOPもEDもかなり強くてそれは本当に偉かった。特に「飛天」かっこよすぎる。

続編の志々雄編は前から好きなのでめちゃ楽しみ。

 

柚木さんちの四兄弟。 7点(4.125)

  • 作画:4.25

  • ストーリー:4

  • 声優:4.5

  • 音楽:4.25

  • キャラ:4

  • 主観的評価:4

 

あったけぇ...

おもしろいわけではないけど見ててほっこりした。

三男はガキ過ぎてイライラするけど逆に四男をガキではなく大人っぽくするのはおもしろく感じた。実際兄弟でも末っ子はかわいがられるものでそこを岳人のような大人びた性格の人間を置くことで物語としてうまく進んでいるし、いいアクセントになっていた。

次男と三男が四男を奪い合う構図がめちゃくちゃ好き。特に次男が俺の方が四男と付き合いが長いからねとか言う禁止カードを使ってくるの必死すぎて笑ってしまった。

長男は兄弟思いで教師というかなり忙しい職に就きながらも一番は兄弟のことを思って行動する様子が実に好ましい。

三男が次男に張り合って大人ぶりたい様子や四男が生まれるときに幼児退行する様子とかは、三男が一番現実味のある子供として話の起点になっててちゃんと兄弟の中でも正確がはっきり分かれていることで普通に日常アニメに落とし込みつつ兄弟だからこその切ることのできない強い関係性から生じるストーリーが描かれておりおもしろかった。

最終話のもっていきかたよかったな。親はいないけど彼らにはお互いを大事に思う兄弟がいることを1クールを通してしっかり描いてくれた。

 

私の推しは悪役令嬢。 4点(3.5)

  • 作画:3.5

  • ストーリー:3

  • 声優:4.75

  • 音楽:4.25

  • キャラ:3.5

  • 主観的評価:3

 

悪役礼嬢ものとしては見やすかったけど同性愛の話は正直あまり興味が持てなかったな。百合を話に落とし込む物語においてここまで真剣に同性愛について作品内で取り上げる作品は見たことがなかったため、物珍しくはあったけど別に好きではない。

レイに翻弄されるクレア様を見るのを眺めるのが楽しい物語。一方的に愛をぶつけられていただけのクレアだけど、結局最終話で落とされてしまうのがどこできっかけになったのかは正直よくわからなかった。

また、レイも自分は好かれなくてもいい。クレア様には幸せになってほしいという立場は一貫していたのに結局恋愛感情に負けてしまうのもどうしたもんかねという感じ。

もう少しその辺を根拠づけるエピソードとかがほしかった。ただまあOPは良いし、いつもはかっこいいのにレイにだけ振り回されてしまうクレアはかわいいので笑顔です。

 

2クールアニメ感想

点数はつけませんが、連続2クールで視聴中のアニメの感想を軽く残しておきます。

ちなみに薬屋のひとりごとは放置しているため全く追いつけてない。

 

アンデッドアンラック

ヒロインのことが全然好きじゃなくて別に主人公との絡みがあってもうれしくなかったから序盤は全然楽しめなかったけど、2クール目からかなりおもしろくなりそうな気配。バトルに迫力があるし、キャラごとに特徴がしっかりあるためキャラ同士の戦いに非常に見応えがある。世界をかけた戦いのように規模が大きくなるほど興奮するからこういうアニメ大好き。引き続き楽しく視聴できそう。

 

シャングリラ・フロンティア

最初の方は純粋な気持ちで楽しめていたけどだんだんあきてきた。結局ゲーマーがゲームやっているのを眺めているだけだしな。別に緊迫感とかもないし、勝手に何か始まって主人公がなんとかしている映像が流れてる。

ヒロイン?みたいな主人公のことが好きな女が暴れてくれればもう少しおもしろくなりそうだけどね。このアニメもだかりなさんの声がよすぎる。

 

葬送のフリーレン

作画よし!音楽よし!ストーリー...微妙

序盤のほかの作品に見ないストーリー展開は面白そう感がかなりあったけどいざ話が始まってみるとそんなでもない。バトルシーンの盛り上げは良かったし、フリーレンの圧倒的強者感は厨二病心をくすぐられて好きなんだけどそれ以外が面白さに欠けている。

アウラの話以降がただのちょっと強いパーティの冒険みたいになっており、この話がどこを目指しているのかが不明確なまま大しておもしろくもない話をひたすらやっている印象。シュタルクとフェルンのやりとりはかなり笑顔だけど。まあここからの展開次第ではある。あんまり期待通りの方向には進まなそうだけど。

劇伴はやっぱり雰囲気が出てていいよねぇ。聞いて楽しめるアニメ。

 

チキップダンサーズ 第三期

主題歌が変わっちゃったのは少し悲しいけど安定しておもしろい。五分で満足できる素晴らしいアニメだよ。すべてのショートアニメはこれくらいの面白さにしてほしい。

骨チキンがかわいすぎるんだよなぁぁ

 

七つの大罪 黙示録の四騎士

七つの大罪の後作品のような感じだけど明らかに本編の方がおもしろいし、なんならつまらない。どこまで本編との絡みをおもしろくできるのかにかかってきそうだけど、種族の話とかも出てこないし、今のところちょっと強い男の子が冒険しているだけ。絵も四期とほぼ同レベルのへちょさだし、声も悪いし、ガキ向けアニメみたいなノリもあるしで、正直かなりの視聴困難。七つの大罪自体は好きなので見続けたいけど...視聴期待率30%くらい。

 

め組の大吾 救国のオレンジ

消防士を増やすためのアニメ。救助する様子は実際かっこいいしなかなかに見所があるんだけどそれ以外のシーンがおもんなさすぎる。二クール目からは明らかにそのシーンが多くなってきていてつまらない。結局こういうアニメって目標がないんだから何を軸にするのかはっきりさせる必要があるのに主要キャラは三人いるし、主要キャラg出てこないエピソードもあるし、何がやりたいのか読み取りづらいんだよ。

話のテンポも悪いし絵もへちょいのでこれも視聴困難。消防士増やしたいならもう少し見やすくしてくれよ。あとこれは全く関係ないけどOPの曲を本家がテレビで歌っていたのですが全然普段聴いてる曲と違くてびっくりした。

 

ラグナクリムゾン

これも今期アニメで評価しろと言われればしっかり10点にふさわしいアニメだと思う。

話がおもしろすぎる。

クリムゾンがラグナに殺されるためにラグナを助けるという構図がまずおもしろい。これにより目的が明確化される上にラグナもクリムゾンも絶対的な関係性で結ばれているわけではなく、仕方なく手伝っている奇妙な関係が生まれていてその探り合いを見るのが良い。

そして敵キャラ味方キャラともにキャラ付けが良い。上田麗奈さんのキャラも日高里菜さんのキャラもよすぎる。特に時を止めたり戻したりできるとか言う最強のように思われるキャラを出してくるのずるいよ。ラグナとクリムゾンがそれを打ち破るといった熱い展開が好きすぎる。

バトルだけでなくて時々挟まれる日常パートもおもしろい。特にだかりなさんのキャラが主人公に一目惚れしてからの様子とかかなり笑顔だったな。

第二クールからどのように話が動くのかめちゃくちゃ楽しみだ。

水瀬いのりさん目的で見始めたんだけど結局2話以降出てくることなかったね...

 

 

主題歌ランキング

1位 大大大大大好きな君へ♡(君のことが大大大好きな100人の彼女 OP)

2位 幽世(ダークギャザリング OP)

3位 ハッピーエンドプリンセス(ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~ OP)

4位 First Greeting(攻略うぉんてっど!~異世界救います!?~ OP)

5位 RISE UP(Paradox Live THE ANIMATION OP)

6位 飛天(るろうに剣心 OP1)

7位 スクラップアート(デッドマウント・デスプレイ第二クール OP)

8位 SIN(盾の勇者の成り上がりSeason 3 OP)

9位 レゾナンス・レゾナンス(攻略うぉんてっど~異世界救います!?~ ED)

10位 アコガレChallenge Dash!!(ウマ娘 プリティーダービー Season 3 ED2)

 

まとめ

クールアニメ平均は3.83点。1/26現在のアニメ全体の平均である3.92点より少し低いですが、前クールの平均は3.71よりも0.1点高く、豊作のクールだったといえるでしょう。実際自分としても自信を持って10点をつけられるほどのおもしろいアニメが多く非常に楽しかったです。

標準偏差でみると今期が0.50に対し前期が0.65、全体が0.59であり、思ったよりもばらつきが少ない結果となりました。個人的にはかなりばらけている印象でしたが、豊作だったからでしょうか、全体的に点数が高めでまとまっていました。

 

最後にTop10だけ並べて終わりにします。

括弧内は全体での点数と順位です。(2024/1/26時点)

1位 ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~ 4.785(9点 : 21位 )

2位 攻略うぉんてっど!~異世界救います!?~ 4.71(10点:38位)

3位 ミギとダリ 4.68(9点:46位)

4位 ダークギャザリング 4.64(9点:60位)

5位 盾の勇者の成り上がり Season3 4.57(9点:74位)

6位 Helck 4.375(8点:116位)

7位 星屑テレパス 4.3(7点:139位)

8位 アイドルマスター ミリオンライブ!  4.225点(7点:162位)

9位 SPY×FAMILY Season 2 4.175(7点:172位)

10位 Dr.STONE NEW WORLD 第2クール 4.15(7点:179位)

10位 るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- (2023) 4.15(7点:179位)

10位 陰の実力者になりたくて! 2nd season 4.15(7点:179位)

 

2023/10~2023/12 過去作回収

はじめに

2023/10/01~12/31までに視聴した過去作+映画の感想を残したいと思います。12/2(土)に行われる追いコンにむけて20年度に放送されたアニメを多く回収しました。全体的に面白かった一方でとんでもなくおもしろかったアニメはなかった印象。20アニメを代表する素晴らしいアニメののんのんびよりとかはもう見てたしね...

ということで今回もレビュー書きます。全体平均なので評価は厳しめ...かも。

評価基準については以下の記事で紹介しているのでよかったら参考にしてみてください。

yuuharu-11.hatenablog.com

 

2023/10~2023/12 過去作レビュー(50音順)

IDOLY PRIDE 7点(4.125/5)

  • 作画:5

  • ストーリー:4

  • 声優:3.5

  • 音楽:4.75

  • キャラ:3.5

  • 主観的評価:4

心臓アニメなのは知ったけど普通にアイドルアニメとして比較的楽しかった。が、最後の話の展開はやっぱり女アイドルアニメ特有の浅さ、きれいに締まらない感が出てた。せっかく伝説のアイドルを幽霊として出現させてたのにうまく舞台装置として働いていなかった。メンバーの中に唯一存在した幽霊を感知できるやつも結局何の意味があったのかわからないし、メンバー間の掘り下げもやっぱり浅い。

グループを二つに分けたり、死んだアイドルを幽霊化させて視聴者にのみその存在を認識させていた点で普段見るアイドルアニメとの差別化はできていたけどそれがうまく働いていたかといわれると微妙。キャラの名前もあんまり覚えられなかったな。

主題歌はどっちも好きだし作画も素晴らしかった。ライブシーンにもすごいやる気があったと思う。

 

アサルトリリィ BOUQUET  7点 (4.125/5)

  • 作画:4.25

  • ストーリー:4

  • 声優:3.75

  • 音楽:5

  • キャラ:4

  • 主観的評価:4

めちゃくちゃソシャゲアニメだったし最初の方はあまりノリが合わなかったけど(メンバー集め)、後半のイトミクキャラが導入されてからは話のワチャワチャ感もシリアス感もしっかり出ていてかなり緩急がよかった。

当然キャラ無限で覚えていないキャラの方が多いけど定期的に名前を出してくれる上にキャラで結構棲み分けをしていてえらい。髪の色も十人十色だったし。百合みたいな話はあんまし興味がなかったけど日常回でもしっかりおもしろくできていたし、よくわからない単語が大量でも楽しみながら視聴することができる。

また、アクションシーンの作画にもしっかりコストがかかっていてさすがシャフトだなとなるような演出だった。

10話の楓さんはあったかかったな...

OPのRASの曲もかっこよくて好きだし、Edel Lilieが気持ちよすぎる!!!

 

苺ましまろ Original Video Animation (OVA)  8点(4.55/5)

  • 作画:4.25

  • ストーリー:4.75

  • 声優:4.5

  • 音楽:4.25

  • キャラ:4.5

  • 主観的評価:5

なぜか見てないことを思い出したので回収。

久々に見るとめちゃくちゃ癒やされるな。日常系こそがアニメーションだよ。

美羽とかいうのマジで萌え萌え過ぎるし面白すぎる。テンポもいいしギャグの切れもすごいしこのアニメ本当におもしろいわ。つまらないアニメをたくさん見たからこそ再認識することができた。

茉莉ちゃんは相変わらず嫌いだけど美羽ちゃんが茉莉ちゃんを完全に理解した上で話を振るの意地が悪すぎて好き。お姉ちゃんも確かにクズだけどいいアクセントになってる。ちぃちゃんはいい子でツッコミ役しっかりこなすし、アナちゃんは茉莉ちゃんの介助とツッコミ役を少し担っている。よくできたキャラの組み合わせだ。こう見ると結構のんのんびよりに似てるんだな。効果音とか間の使い方も似ている。ちょっと本編見返して評価を再考します。

 

SK∞ エスケーエイト 7点(4.275/5)

  • 作画:4.75

  • ストーリー:4

  • 声優:4.75

  • 音楽:4.5

  • キャラ:4

  • 主観的評価:4

かなりおもしろかった。スケートの楽しさ、競技としての面白さを肌に感じることができたし、キャラ同士のやりとりや感情の描き方もかなり力が入っていた。途中からスケートの早さだけじゃなくて暴力も含まれてたけどそういうのも含めてあまり違和感を感じさせずに視聴者を楽しませる演出で素晴らしかった。(感じる人は感じるらしいが)子安さんの演技がよかったね。本当に憎たらしいけどどこか悲しさを含んだ声をしているんだよな。アダム一人を悪者にするのではなく、アダムもスノーとの戦いを経て仲間を見つけるという展開もかなり好き。

突然スノボーガチ勢だったスケートがめちゃくちゃうまいランガが出てきて当然レキは一瞬で実力抜かされ、うつ病になるけど結局楽しければいいんだという結論に至ってアダムと激戦を繰り広げるのは激アツだったし、ランガもアダムと戦うに当たってレキとの練習を思い出したりする演出はかなり好きだった。

細かいところを詰めれば主人公の感情の落とし込み方やアダムの掘り下げ方で怪しいところも感じられるが、作画がしっかりしていたしキャラの動きも細かく描かれていて常に画面がおもしろかった。良アニメ。

 

キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 7点(4.275/5)

  • 作画:4

  • ストーリー:4.25

  • 声優:5

  • 音楽:5

  • キャラ:4

  • 主観的評価:4

ちゃんと話がおもしろかったしキャラも強かった。

あんまり話の全貌は見えてこなかったから続編が待たれるって感じだ。

石原夏織さんの声が好きすぎるな。イスカ兄~がよすぎる。先輩もかわいいし、雨宮天キャラもかわいい。

二つの国の対立という大規模な話の中でどこまで二人の関係性の変化に生かせるか。今のところ特に何も起きてないから二つの国同士の対立が本格的に激化してからが本番っぽい。

最終話の主題歌確定演出からの共闘は激アツすぎて好き。こう言うのでいい。

 

ゲキドル 6点(4.025/5)

  • 作画:4.5

  • ストーリー:3.5

  • 声優:4.75

  • 音楽:5

  • キャラ:4

  • 主観的評価:3

ただのアイドルアニメだと思っていたのに百合アニメになったりSF展開したりマジで途中から何が起こっているのかわからなかった。

けどアニメの局所局所の出来が良くて劇伴も作画もキャラの見せ方もかなり好き。話も単体で見るとそこまで悪くなさそうなのにあまりにも系統が違うものが混ざっていて話全体のつながりが見えてこなかったな。SFチックな話を劇と混ぜて見せたり、双子を入れ替えたりするのはかなり仕組み的には面白かったけど。

ところでちょくちょく入る性的なシーンは何なんだろうか。まあエッチでも話のノイズにはなってないから見やすさが増していてよかったけど。EDとかすごい。

ただやっぱり全体的な話のつながりが見えてこないのはよくないかな。楽しめるものも楽しめないし物語として意味がない。せめて2クールだったら話の重みが生まれて最終話(12話)もよかったのかも...?

13話はマジで何なんだ。急にがっこうぐらし始まってせりあちゃんも全く出てこないで終わったよ。どういう風に楽しめばいいのかいまいちわからずに終わってしまったもったいない作品。私の視聴態度が悪い説はある()

 

ゴブリンスレイヤー 7点(4.275/5)

  • 作画:4

  • ストーリー:4.5

  • 声優:4.5

  • 音楽:4.75

  • キャラ:4

  • 主観的評価:4

ゴブリンを題材にしたアニメは珍しい気がするけど、まあこういう普通の展開とは少し外した冒険者型のアニメは割と多いか。けどこの作品は雰囲気の作り込みやキャラの立たせ方、掘り下げがしっかりしていた。結構グロいシーンとかもあるけどゴブリンの恐怖感がありありと描かれていた。

特に幼なじみ周りは過去の回想が少し少なくて関係性の解像度はそこまで高くなかったものの、なんだかんだゴブリンスレイヤーさんも幼なじみのことを思っていて微笑ましかった。特に村のゴブリン襲撃イベントの対策を街の冒険者にお願いするシーンは印象的だった。結構萌え萌えだったし。金髪の子もかなり萌えだったし、心配だからついてくるのかわいすぎ。二人とも自分の危険を顧みずにいつもゴブリンスレイヤーの心配をしてくれる優しい子なのがよかった。やっぱし、萌えがあるだけで視聴難易度は大幅に変わる。

また、ゴブリンスレイヤーの成長、仲間といった側面を一クールを通してきれいに描いていた。正直人柄に惹かれたと言うよりはおもしれーやつって感じで仲間が増えているだけではあるからここからどのようにして仲間との関係性を深めるのか二期以降に期待。

全体的に作画も劇伴もしっかりしていたし、鎧の動きだけ3DCGに時々なるからそこだけは気になるけど、声もよかったしさすがWHITE FOXだなって感じ。二期は制作会社変わるみたいだけどライデンフィルムならまあ平気そう。

OPとかも歌詞はないけど結構好き。図らずも東山奈央さんの出演作を回収していて最近こういうことが多いなぁと。いやまあ出演作が多すぎるみたいなところはある。今回もいい声だったし、ツンデレ感が若干入っててよかった。

 

社長、バトルの時間です! 6点 (4.025/5)

  • 作画:4

  • ストーリー:4

  • 声優:4.75

  • 音楽:3.5

  • キャラ:4

  • 主観的評価:4

普通になろうではあったけどストーリーに結構展開があり、見てて飽きなかった。顔もいいしたくさん出てくるヒロインズも一人一人がしっかりキャラ付けされている。その中でも幼なじみのエピソードはしっかり掘り下げていたし、主人公の幼なじみに対する信頼感も感じ取れて偉い。

個人的には社長の時は社長って呼ぶのにみんながいない二人きりの時は名前で呼んでくれるの好きすぎる。いちかなボイスも最高に強い。

話自体に面白さはなかったが萌えがあったのは確かで楽しみながら見続けることができた。今振り返ってもやっぱり萌えだったな。

和気あずみさんのタイアップ曲も今まで聴いた中で一番よかったかも。かなり好き。

 

球詠 2点 (2.85/5)

  • 作画:2.75

  • ストーリー:2.75

  • 声優:3.75

  • 音楽:3.5

  • キャラ:2.75

  • 主観的評価:2

顔が悪いとほんとに見づらいな。

野球に一ミリも興味ないし関係性も全然掘り下げてないから入り込めない。序盤の日常パートも全然刺さらないし後半の真剣野球パートはなおさら興味ないから終始真顔。

野球シーンに3DCGと線画を混ぜているのも違和感。きららアニメの掃きだめ。

せめてキャラをもう少し萌えに寄せてくれれば...

これもハチナイを先に見たからなのかな。

 

チキップダンサーズ 7点(4.225/5)

  • 作画:4.5

  • ストーリー:4.75

  • 声優:4.25

  • 音楽:3.75

  • キャラ:3.5

  • 主観的評価:4

世界一充実した五分の使い方。

話の進め方が謎に丁寧だし、一つ一つの話がちゃんとおもしろい。キャラもしっかり立っていて各キャラを生かした面白さを確立できている。特に縄跳び回が好き。

あとほねチキンがかわいすぎる。普段は意思がなさそうなのにたまに頑固なところとか反応が小さいけど我慢できないところとかかわいいw

 

22/7  6点 (3.875/5)

  • 作画:4.25

  • ストーリー:4

  • 声優:2.5

  • 音楽:3.75

  • キャラ:4

  • 主観的評価:4

これもまたテンプレみたいなアイドルアニメではあった。

とりあえずメンバー集める→主人公の心情を扱う→各メンバーの掘り下げ→転機→ライブ。女アイドル系の構文に違わぬメンバーの個々での見せ方でそこは気に食わない。一人一人で話しを堀り下げるならアイドルグループである必要ないし、このグループじゃないとだめだみたいな気持ちも湧かなくない?解散チラチラすることによっておのおのにアイドルとしての自覚を持たせるというやり方は結構よかったけど、解散と言われてグループに感情がなければすんなり受け入れられるわけでその点グループとしてのメンバー同士の関係性は不可欠といえるはず。それなのにキャラが八人いて一人の掘り下げを一話使ってやるから関係性の掘り下げが十分でない。

一番よくなかったのはおそらく幼なじみであろうみうとニコルの関係が一方的に示しただけでお互いの共通認識に落とし込まれなかったし、最終話までみうはニコルと面識があったことを認識せずに終わったこと。そして22/7という存在がどういう理由で集められたのか、グループ名称の由来は何なのかも明示されていない。そういった穴が多かったのがよくなかった。個々のエピソード自体は結構強かったと思う。

声が悪すぎるのとOPがださすぎる(というか曲が全体的に台詞の声が悪くてださい)というのは擁護しようがないし、EDはキャラソンで気合い入っているのはわかったけど覚えられないのもだめ。

 

波よ聞いてくれ  6点 (4.0/5)

  • 作画:4

  • ストーリー:4

  • 声優:4.75

  • 音楽:4.25

  • キャラ:3.5

  • 主観的評価:4

おもしろかった。ラジオの題材にしたアニメは初めてだったがかなりラジオの面白さを感じることができた。主人公のキャラが素晴らしい。人生不得意そうではあったけど持ち前の明るさやしゃべりのうまさで人生を切り開く様子が見てて楽しいし明るくなれた。

また、主人公以外のキャラもしっかりたっていて主人公が絡まないカレー屋の話もおもしろかった。謎にラジオ以外の要素もかなり豊富で主人公の妙に現実感のあるエピソードも生々しくて好き。ラストの地震が発生したときはびっくりしたけど主人公の成長やラジオの存在意義をうまく描いていたと思う。

普段ラジオは聞かないけど大切な文化なんだなと感じた。作画もいいわけじゃないけど雰囲気が出ていた。声優もあまり聞きなじみはなかったけど癖になる声だった。キャラにぴったしはまっていたね。

 

ネコぱら 9点 (4.635/5)

  • 作画:5

  • ストーリー:4.25

  • 声優:4.25

  • 音楽:4.35

  • キャラ:5

  • 主観的評価:5

紛うことなき我のためのアニメ

そこら辺のアニメとは違い、しっかり話がおもしろいしキャラの個性も豊かで素晴らしい。序盤の方でキャラの関係性を掘り下げたエピソードを繰り広げるのも賢かったし、特にバニラ・ショコラの二人の百合感がかなり好き。ショコラはバニラに甘えまくりだし、バニラはそんなショコラを許容しているしそれに自分の存在価値を見いだしていると言っても過言ではない状況。そんな中にカカオというキャラが導入されることでショコラがカカオにお姉ちゃんぶるが、それに嫉妬するバニラの様子が尊すぎる。

またバニラとショコラだけではなくアズキとメイプルやシナモンとココナツといったカップリングをしっかり形成した上で話を展開してくれるからキャラ同士の関係性を楽しめるエピソードもしっかりあって常に笑顔。関係性を丁寧に拾いつつ楽しい日常を1クールを通してずっと繰り広げてくれた。

キャラが猫であるから猫特有の仕草やご主人様に甘える様子も萌え。OPも強すぎるし、終始作画も崩れなかった。かなり王の日常系アニメ。

 

ノー・ガンズ・ライフ  4点 (3.35/5)

  • 作画:4

  • ストーリー:3

  • 声優:4.25

  • 音楽:4.25

  • キャラ:2.5

  • 主観的評価:3

嫌いではないけど顔が悪いのと話につながりが見られないのが弱かった。エクステンドの話も少しずつ明かされてはいたけど最後までは説明されなかったし、十三の過去も少しは出てきたけど相棒の話とかはよくわからなかったし、全体的に説明が不十分なまま終了した。2クールもあったのにその間何をやっていたのかほとんど覚えていない。

アクションシーンは迫力があったり時々おもしろいシーンはあったけど全体的にはあまりよくなかった。主人公が並々ならぬ過去を持っていて強くて、絶対にトラウマになっているであろう最後の切り札がついてるみたいな設定、よく見るけどやっぱ好きだな。

水瀬いのりさんのキャラがなかなか見ないタイプの癖のあるキャラでやっぱ演技力すごいなってなった。本気出せばここまで気持ち悪い役もできるんだな。このキャラを観測できただけ見る価値はあったのかもしれない。

 

プランダラ  6点(4.05/5)

  • 作画:3.75

  • ストーリー:4

  • 声優:4.75

  • 音楽:3.25

  • キャラ:4.5

  • 主観的評価:4

最初の方の現代兵器が出てくるまでおもしろかったしかなり好きだった。終盤は過去編でやったこともあまり現代では生かせなかったし、過去を変えてくれと言うナナの言葉も結局実現できなくて伏線を作りたいだけの意味のないものだった。その過去編で出てきた伏線も出し切れていない。

一番最初の陽菜のバロットのはなしも最後まで全く出てこないし、何かしらの能力を持って主人公を救うのかと思ってたら別にそんなこともなくて感情論で励ますだけだったしなぁ。主人公が追い詰められてみんなで応援したら奇跡的に復活して大逆転みたいなご都合展開もかなり多くてあんまし納得いかない。

けどリィンさんは深すぎる。ずっとリヒトーのことを思っていて死に際で告白をする描写(22話)はめちゃくちゃよかった。好きすぎる。小澤亜李をキャスティングした人天才です。

ギャグも基本的におもしろかったけども、シリアスが中心になってくる後半でも相変わらずギャグをしっかり入れてくるのは潔いけど正直微妙だった。過去から戻ってきてナナの過去を知ったタイミングで水着回にするわけないだろ。そこからリヒトーが一人で戦いに行く流れにつなげるのかなり無理矢理だろ。そこら辺があまり納得いかなかったので残念。話自体は普通におもしろかったからもう少し話の雰囲気を意識してテンポよく話を進めてほしかった。

あと主題歌が弱すぎる。イトミクではないし、もう少し良いOPだったらよかったな...

単体ではそんなに嫌いではないが。

 

プリンセスコネクト!Re:Dive  9点(4.575/5)

  • 作画:5

  • ストーリー:4.25

  • 声優:4.75

  • 音楽:4.25

  • キャラ:4.5

  • 主観的評価:5

めちゃくちゃよかったな。

ソシャゲアニメのくせにキャラを無限に出すわけではなくて、基本パーティでしっかり話を面白くしてたしギャグもかなり楽しくてよかった。ソシャゲアニメの王かも。ミリアサほどのぶっ飛んだ面白さはなかったけど視聴者の楽しませ方が豊富にあってずっと笑顔だった。

劇伴がほとんどOPのアレンジバージョンだったのは気になってしまったけどなんだかんだ合っていたと思う。アレンジの幅広さを感じた。

後半であのギャグテイストの話からは到底想像できないようなシリアスというかいいお話が展開されてめちゃくちゃ驚いた。ソシャゲアニメは前半と後半で緩急がついてればついてるほどおもしろくなるからな。

二期が楽しみではあるけどちゃんとお話を進めるようになってしまうとそれはそれでソシャゲアニメとしての面白さがなくなってしまうので少し怖い。

キャラ萌えもあるし掘り下げもあるし、話もずっと楽しいから文句なし。あまりしゃべらないし無個性な主人公君はどういう風に見ればよいのかはよくわからなかったけど逆にほかに見ない設定で面白かった。

キャロが可愛すぎる!!!

 

放課後ていぼう日誌 5点(3.75/5)

  • 作画:3.75

  • ストーリー:4

  • 声優:4.25

  • 音楽:4.25

  • キャラ:2.75

  • 主観的評価:4

日常系のアニメかと思って見ていたけどかなり釣りに真剣なアニメだった。

もちろん物語の題材をしっかり掘り下げることは悪くないんだけど日常パートの掘り下げが弱く感じてしまう。で、そこが弱いとキャラ間の関係性で楽しめなくなるので1クールが限界だな。陽渚の成長や釣りへの好奇心の向上過程は非常に丁寧に描かれていたし、釣りに伴うリリースや餌付け、命を奪うことといったかなり現実的な問題にまで真剣に向き合っていたのはかなり好感。

ただこういう話の進め方がゆるキャンしかり個人的には好きではないのであまり刺さらなかった。

キャラデザも好みじゃなかったな。眼鏡が苦しい...

演技や主題歌、並びに劇伴もかなりよかったし作画もキャラの動かし方などはかなりこっていたと思う。アニメの完成度的にはかなり高そう。

大変申し訳ないけどスローループを先に見てしまっているから、すべてにおいてスロル以下になってるんだよな。見る順番には気をつけた方がよいです。あまり良いアニメを見過ぎると目が肥えて楽しめるものも楽しめなくなってしまう。

 

まえせつ! 4点(3.4/5)

  • 作画:3.25

  • ストーリー:3.5

  • 声優:3.75

  • 音楽:3.75

  • キャラ:3.25

  • 主観的評価:3

思ったよりもキャラの関係性を書いてくれていたし掘り下げもあったからその点は評価できるけど、前座を通して何がしたかったのかは何も見えてこなかった。単純に芸人の紹介をしたかっただけのようなストーリー展開。なんか芸人の声悪いしな。

最終話でまえせつのタイトル回収みたいな感じにしてたけどマジで話に何も関係なかったし、もう一方のコンビが声帯がはがれて出られなくなるという転換点も別に必要なかったような気がするし。コントやギャグも多少は面白かったけど作画(というかキャラデザ)はあまり好きじゃないし、大空直美の声がすごい頭に残るしで視聴が難しい感もある。

OPがちょっと良かったのと相方とのスランプからの解決までの話はよかった。

 

無能なナナ 7点(4.075/5)

  • 作画:3.75

  • ストーリー:4.25

  • 声優:4.75

  • 音楽:3.75

  • キャラ:4

  • 主観的評価:4

各エピソードがしっかり面白くて視聴意欲マシマシだった。

能力に立ち向かう無能なナナがなんか無理やり感がありつつもきれいに殺害や証拠隠滅まで完遂するのも面白かったし、結構な頻度で窮地に追いやられるのもスリルがあって楽しかった。

過去のエピソードはかなり鬱だったけど最終的に過去にとらわれていたナナを救ったのは能力者だったし、満ちゃんが人を殺すわけないから推定殺害人数とかいう数字に信頼性が失われるのも面白かった。

ナナを陰で操っている組織が何なのかすごい気になる。1クールでは話の根幹には触れず、人類の敵も島での結末もわからないまま終了してしまったのが惜しい。是非2クールめやってほしい。普通に面白かった。

最後に満ちゃんがメガザルするのは悲しかったな...

 

Lapis Re:LiGHTs ラピスリライツ  7点(4.3/5)

  • 作画:5

  • ストーリー:4.25

  • 声優:4

  • 音楽:4.75

  • キャラ:3.75

  • 主観的評価:4

ひたすらに作画が素晴らしかった。

話もソシャゲアニメではあったけどその中でも割とやる気があったと思う。最後の謎シリアス展開は置いておいてティアラに身分なんて関係ないってなって迎えに来てくれる仲間たちには感動しちゃう。

でもこういうストーリー展開にするなら前半で掘り下げしておいた方が百倍いいんだよな。まともな掘り下げもせずに無限にいるキャラとのやりとりを見せられてもしょうがない。もっとラヴィのことが見たかった。天然の盛り上げキャラが一番かわいい。

音楽も強かったし、ライブシーンにもやる気があったのも素晴らしかった。

12話のAパートとかめちゃくちゃよかった。

OPはいつ流れてもかなり躁病。

 

映画レビュー(50音順)

12月にかなり固まってたね。ちょうど忙しい時期とかぶってなかなか見に行けなかったけど、青ブタとかは夏からかなり楽しみにしてたから無事放映されて嬉しかった。

 

劇場版 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 4点(3.45/5)

  • 作画:3

  • ストーリー:3

  • 声優:5

  • 音楽:5

  • キャラ:3.25

  • 主観的評価:3

舞台挨拶中継もあったから公開翌日に出向くことにはなったけど冷静にそこまでのモチベはなかったな。内容もまあよくある劇場版という感じでキャラがわちゃわちゃしているのを求めていた自分にとっては物足りなく感じた。新キャラを軸に進めるわけだけどその話が同じ世界観の別ゲーから持ってきたといわれたときはそんなのあり?ってなったし、最後に記憶を消されたときはこの映画何の意味があったんだろうと虚無感に陥ってしまった。

まあでもカタリナが無自覚の愛嬌、人当たりの良さによって新キャラも陥落するのは見てて面白かったし、序盤のカタリナが困ったときに全員で助けようとする様子も笑顔だった。俺はそれが見たいんだよ。

全体としては音楽(BGM、劇中歌)がかなり強かったが作画が追い付いていなかった印象。最近は3DCGを使うことも多いけど普通のシーンでのキャラの動きや馬の動きにはどうしても違和感があったな。普通にキャラの顔も崩れかけてて悲しかった。SILVER LINK.さん...ティアムーンに本気出しすぎたかな?

エンドロールで一瞬止まってCパートが始まったのかと思ったら主題歌が2サビから再開するの気持ち良すぎるだろ。思わず手をたたきそうになった。

舞台挨拶は上映前だったけど意味はあったな。キャストの方がお勧めしてくださった見どころに注目しながら見れるし、顔も見れて笑顔。

水瀬いのりさんの内田真礼さん、蒼井翔太さん、村瀬歩さん、小野賢章さん、にコーヒーをおごって姉さんって呼ばれる話すごく好き。本編よりこれのほうがおもしろかった。

 

五等分の花嫁∽ 4点(3.425/5)

  • 作画:3.5

  • ストーリー:3.5

  • 声優:4

  • 音楽:3.75

  • キャラ:3

  • 主観的評価:3

あせぇぇーーー。

映画館はいろんな人で埋まっててこのコンテンツすごいなってなったけど内容はいちゃいちゃしてるだけだった。五人もいて全員を掘り下げるなんて一時間でできるわけないんだよな。

こういう作品を見てるとこれをすればオタクは喜びそうだなって動きをキャラが見事にしてるから嫌になってくる。

作画も大してやれてないし、全員巨乳の時点でおかしいしやっぱだめだわ。

 

青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない  9点(4.675/5)

  • 作画:4.75

  • ストーリー:5

  • 声優:5

  • 音楽:4.25

  • キャラ:4

  • 主観的評価:5

公開初日に視聴。

素晴らしい、期待通りのものを出力してくれた。

鴨志田先生の作品はいつもキャラの心情を丁寧に描いていて話にのめり込むことができるなぁ。しかもただ心情描写が丁寧なだけではなくて、主人公の心情にリアリティがあるのがいいんだよな。妹のために頑張るし、妹に苦しい様子は決して見せない咲太だけど裏ではお母さんに対しての負の感情や妹を心配する感情が表れてるし、麻衣さんにだけはそういうことを打ち明けられる。そしてその関係性の描き方が美しい。

感情の書き方が美しいのはもちろんそうだけど物語としてその感情を原因不明の思春期症候群に結びつけてそれを解決する方向に持って行くことで、物語としての面白さをもたらすだけでなくて感情の変化を描いているの普通に賢いんだよな。

また、終わり方も咲太が世界から認識されなくなり、麻衣さんが発見して咲太を救うというアニメ序盤の展開の立場が真逆の展開になっていて少しぞわっとした。正直ここで話完結でいいなってくらいの締まり方だった。

劇伴や演出、作画も相まって映画館でも眠くなることなくずっと真剣視聴。(実は普段真剣視聴していないこともあってつまらない映画だと眠くなりがち)

話の展開も75分を余すことなく使っていて無駄な話がほとんどないし、今まで出てきたキャラもしっかり毎回出現させてくれるからうれしい。今回も例のごとくランドセルの麻衣さんや別の世界線で突如現れた女性のことがまだ明らかになってないからこの先どのように話が展開されるのか楽しみ。

 

BLUE GIANT 9点(4.635/5)

  • 作画:4.5

  • ストーリー:4.75

  • 声優:4.5

  • 音楽:5.1

  • キャラ:4.25

  • 主観的評価:5

この映画は予告の時から見たい見たいとは思っていたんですけど上映館が近くに泣くて重い腰が上がらず見逃してしまった作品ですね。なんとリバイバル上映と言うことで当時見た人はほぼ全員大絶賛というような映画だったので鑑賞しに行きました。

感想としては  バケモンおもしろかった...

序盤の方は結構ありきたりな展開で割とストーリーがどうなるのかなんとなく予想はできてたけど本当に後半で大変なことが起きてめちゃくちゃ深かった。もちろん最初もジャズのかっこよさだったり、ドラムの成長を軸としてストーリーを展開しており飽きないようにはなってた。というか物語の全体で飽きるところがなかったな。

中盤でビデオメッセージが流れてからおや?という感じになって、ピアノが挫折して壁を乗り越えてso blueで最高の演奏をして終了かと思いきや、最後の演奏ってそういうことなのか~ってなった。でも冷静にライブの二日前に深夜で作業員のバイトしないんだよな。

ピアノが挫折したときに大がすぐに助けるのではなく自分で乗り越えるように突き放すのも信頼感があってこその行動なんだろうなと思うと三人の関係性だなってなる。

それぞれソロパートがあってちゃんと見せ場があったしどの劇伴もかっこよかった。

正直アンコールの場面は感動して泣きかけた。こういうの弱いんだよ。

ジャズいいねぇ...

 

まとめ

基本的に20アニメについてはSSA会報のランキングTop10に載っているものから優先的に視聴しているので基本的におもしろいものが多かったですね。追いコンのときは咳喘息を患っていたので全然楽しめなかったわけですが...

今回は平均や標準偏差などは出しませんが最後に現在自分が視聴済みの20アニメのTop10だけ並べて終わりとさせていただきます。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

括弧内は全体での順位です。(2023/12/26時点)

1位 One Room サードシーズン 10点(25位 )

2位 ウマ娘 プリティーダービー Season 2 9点(27位)

3位 ホリミヤ 9点(35位)

4位 Re:ゼロから始まる異世界生活 2ndseason 9点(51位)

5位 ご注文はうさぎですか?BLOOM 9点(54位)

6位 かぐや様は告らせたい? 9点(62位)

7位 のんのんびより のんすとっぷ 9点(69位)

8位 アイドリッシュセブン Second BEAT! 9点(76位)

9位 ラブライブ!虹ヶ咲スクールアイドル同好会  9点(77位)

10位 プリンセスコネクト!Re:Dive 9点(79位)

 

あれ?なんか想像と違うな...

 

 

23年夏アニメ レビュー

はじめに

今期は40本視聴しました。

わたこんや贄姫など全く期待していなかった作品が自分に刺さったり、無職やホリミヤ、スパイ教室と言ったぶっちぎりでおもしろい作品があった一方で、そんなにおもしろくない作品も多かったイメージです。

おかしな転生のみ切断しました。なんか見る気が起きなかったな。

五十音順に紹介していきます。

 

  • はじめに
  • 23夏アニメレビュー(50音順)
    • AIの遺電子  4点(3.25)
    • 青のオーケストラ 4点(3.25)
    • AYAKA ーあやかー 6点(3.75)
    • あやかしトライアングル 6点(3.65)
    • アンデッドガール・マーダーファルス 8点(4.15)
    • いきものさん 7点(3.85)
    • うちの会社の小さい先輩の話 4点(3.225)
    • うちの会社の小さい先輩の話 Twitterミニアニメ 6点(3.6)
    • 英雄教室 7点(4.075)
    • 彼女、お借りします 第3期 9点(4.425)
    • 異世界転生エージェント エーコさん 1点(2.475)
    • 幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR- 6点(3.775)
    • 死神坊ちゃんと黒メイド 第2期 7点(4.025)
    • 実は俺、最強でした? 7点(4.05)
    • 自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う 4点(3.175)
    • シュガーアップル・フェアリーテイル 第2クール 7点(4.0)
    • 白聖女と黒牧師 9点(4.42)
    • 好きな子がめがねを忘れた 4点(3.125)
    • スパイ教室 2nd season 10点(4.865)
    • デキる猫は今日も憂鬱 8点(4.325)
    • てんぷる 7点(4.025)
    • トニカクカワイイ 女子高編 3点(3.0)
    • 七つの魔剣が支配する 6点(3.725)
    • 贄姫と獣の王 9点(4.5)
    • はたらく魔王さま!!2nd Season 3点(3.05)
    • BanG Dream! It's MyGO!!!!! 9点(4.475)
    • 悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。 3点(2.925)
    • 百姓貴族 7点(3.9)
    • 夫婦交歓~戻れない夜~ 1点(2.375)
    • フェ~レンザイ -神さまの日常- 7点(3.95)
    • ホリミヤ -piece- 10点(4.885)
    • 魔王学院の不適合者Ⅱ ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ 第1クール 9点(4.425)
    • 政宗くんのリベンジR 4点(3.25)
    • 無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第1クール目 9点(4.57)
    • 夢見る男子は現実主義者 1点(2.5)
    • 幼女社長R 7点(3.95)
    • ライアー・ライアー 4点(3.125)
    • ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~ 3点(2.925)
    • レベル1だけどユニークスキルで最強です 5点(3.45)
    • わたしの幸せな結婚 9点(4.56)
  • おまけ
    • るろうに剣心 7点
    • ダークギャザリング 8点
    • Helck 7点
    • ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~ 5点
  • まとめ

23夏アニメレビュー(50音順)

AIの遺電子  4点(3.25)

  • 作画:3.25

  • ストーリー:3.25

  • 声優:3.5

  • 音楽:3.75

  • キャラ:2.75

  • 主観的評価:3

単発の話は普通に面白かったんだけど、最後まで何もまとめることがなく終わっちゃったため、話に締まりがなくてうーんって感じ。須藤の話がこの物語のメインにはなってくるんだろうけどこの先の話で扱う感じなのか。毎回はっきり終わらせずにふわっとさせて視聴者に想像させるような感じで終わらせるのが結構好きだったけど、最後までふわっとした感じだと少し話が違う。

何かしら全体で話のつながりがあるのかと思ってたからなんか気が抜けた。

 

青のオーケストラ 4点(3.25)

  • 作画:2.75

  • ストーリー:3

  • 声優:3.75

  • 音楽:3.75

  • キャラ:2.75

  • 主観的評価:2

中盤くらいまでは全然嫌いではなかったけど終盤の定期演奏会周りの話の進め方が24話を通してやってきた話の重み、キャラの関係性や心情の掘り下げに全くつながっていないのがだめすぎた。

演奏シーンも3DCGを使って気合いが入っているのかと思いきやなめらかすぎて気持ち悪さを感じるし、音楽もそこまで強いわけでもない。シンプルに演奏だけじゃパワーが足りないから裏で変な回想を入れているんだろうけど、その回想が掘り下げがなされていない三年生にまつわるものだからほんとに感情が湧かないんよ。終盤だけじゃなくて全体的に心情描写が雑で話の進め方に無理矢理感があったのもよくなかった。

OPとEDは曲としては強かった。映像は世界一弱かったけど。

 

AYAKA ーあやかー 6点(3.75)

  • 作画:3.5

  • ストーリー:3.5

  • 声優:4.5

  • 音楽:5

  • キャラ:3.25

  • 主観的評価:4

1クールできれいにまとまっていた。中盤はだれちゃってあまりおもしろくなかったけど、終盤にかけて過去回やなかよしエピソードを描き、尽義さんと幸人の関係性を描いていたのはよかった。

ただ周りとの尽義さんとのやりとりやエピソードが軽薄だったように感じる。尽義さんがいなくなったときの周りの反応に深みが少し足りなかった。し、結局生き返るんかいとはなった。幸人のために犠牲になるのがわかっていたからこそ自由奔放な生き方をしていたというのは理解できなくはないけど、最初の登場の仕方(ストゼロn本で校門前待機)とか島での暮らし方は少しイライラではある。

こういうふざけるキャラはあまり好きじゃない。少なくともいざというときにはもう少し気を引き締めてほしいけど...  

まあこういうキャラ設定をすることで、いざそのキャラがいなくなったときに物語全体に与える影響を大きくさせるためではあるだろうが。

もはやストゼロの人という認識でしかない。けど生き返ってすぐストゼロを飲む姿はかっこよかったなw

音楽が全体的に強かったね。劇伴や構成にもこだわっていたと思う。

 

あやかしトライアングル 6点(3.65)

  • 作画:3.5

  • ストーリー:3.25

  • 声優:4.25

  • 音楽:4

  • キャラ:4.25

  • 主観的評価:3

思ったより二人の掘り下げをちゃんとやっていたし、あやかしの話もしっかり進めてはいたけど、エロ要素とTS要素がじゃますぎてあまり見ていられない。もうちょい気にならないくらいだったらよかったのに昨今の厳しい規制に配慮して、少しでも怪しいところはキャラクターで隠すから余計目立って気になってしまう。あと二人の関係性の掘り下げをもう少し手厚くやってくれてたら好きになれたかも。いやTSだからやっぱきついか。後分割されちゃったのももったいなかった。いつの間にか再開して終わってたから一気見になってしまった。

 

アンデッドガール・マーダーファルス 8点(4.15)

  • 作画:4.5

  • ストーリー:4.25

  • 声優:4.75

  • 音楽:4

  • キャラ:3.5

  • 主観的評価:4

最近ある短編ミステリーみたいな感じだけど二人のコントのようなやりとりがおもしろかった。バトルシーンも迫力があったし話の筋もしっかり作られていたから短編でも話のつながりを感じられた。

雰囲気も感じることができて楽しんで視聴できた。

 

いきものさん 7点(3.85)

  • 作画:4.75

  • ストーリー:4.25

  • 声優:2.25

  • 音楽:3

  • キャラ:3.5

  • 主観的評価:4

(ショートだったから)適当に見始めたけど、めちゃくちゃおもしろい。こういうシュール系が一番気を張らずに見ることができる。全部の話で絶対ふふってなる。電車の中でも思わずにやけてしまった。

この作品の良くないところは逆に一話一話が短すぎることだな。もっと長くしてほしかったw こういうアニメはいつまでも見ていたいよ。

 

うちの会社の小さい先輩の話 4点(3.225)

  • 作画:3.5

  • ストーリー:3.25

  • 声優:3.5

  • 音楽:3.5

  • キャラ:2.75

  • 主観的評価:3

まあ嫌いではないけど、ラブコメとしては圧倒的に嫌いだ... ゆるふわ会社なのは楽しそうでいいね~ってなるけど、二人の関係性は一向に掘り下げられないからだめ。

一つ一つの話につながりがない上に、一つ一つのシチュエーション自体がもはやそれをやりたいがために用意された状況に思える。そもそも設定として社会や会社の解像度が低すぎるから非現実的な話になってるっていう。それくらいだったら氷属性のように割り切ってファンタジー要素を入れた方がおもしろいまである。社会人になればそんなことはないのだろうか...

ほかのカップリングの恋愛模様も描かれてるけどマジで興味ないし、ペラッペラなイチャイチャを見せられてるだけだから何も頭に入ってこない。てか、低身長なのに胸がでかいとか言うキャラは宇崎しかりどこに刺さっているんだよ。

女に振り回される男みたいな構図のラブコメ、あんまり好きじゃないな。OPの先輩の顔がめちゃくちゃ腹立つから毎回期待度が下がって本編始まるんだよな。EDも弱い。

 

うちの会社の小さい先輩の話 Twitterミニアニメ 6点(3.6)

  • 作画:3.75

  • ストーリー:4

  • 声優:4.25

  • 音楽:3.75

  • キャラ:2.75

  • 主観的評価:3

これくらいだと快も不快もないからちょうどいいな。なんなら雰囲気で楽しめる。こういうのも作品追ってちゃんと見る人ってえらいよなぁ。

 

英雄教室 7点(4.075)

  • 作画:4

  • ストーリー:4

  • 声優:5

  • 音楽:3.75

  • キャラ:4

  • 主観的評価:4

ちゃんとおもしろかった。一話からあまりにも展開が早すぎて驚いたけどその調子で短編のように進めていったのがおもしろかった。うまい感じにキャラも使い分けながらギャグもやっていてずっと楽しめた。物語全体で何かやっていたかと言われると特にそんなことはなかったが、ある程度の設定や背景の中でキャラを動かす短編を楽しむ分には満足できた。

なんともいえない勇者のボケが結構好きw 初めて誕生日を祝われる回とかかなりおもしろかった。最後までやることを変えなかったのもえらい。

 

彼女、お借りします 第3期 9点(4.425)

  • 作画:4.25

  • ストーリー:4.25

  • 声優:5

  • 音楽:4

  • キャラ:5

  • 主観的評価:4

構成がきれいで、映画作りを通して和也と千鶴の関係を深めていく様子をしっかり描いていた。千鶴の過去にも触れながらおばあちゃんとの関係性の掘り下げやなぜ演じるのかの気持ちの整理もしっかり示していた。また、和也の行動もなんだかんだ一貫して千鶴を助ける方向に向いてたし、瑠夏ちゃんや墨ちゃん、お隣さん(名前がわからない)といったかわいい子がいながらも振り回されなかったのもえらい。

けどそれらに対してきもい妄想やモノローグを出しちゃうのがこの作品の悪いところなんだよな。リアル感はあるけど、話のノイズになっている。また、困っている千鶴に対して助けようとするその姿勢は素晴らしいが、あれだけ好いてくれる瑠夏ちゃんに対しての態度がなっていない。瑠夏ちゃんがかわいそうすぎて見てられないよ。それだと水原に優しいのも感情が故で普段から人に優しいわけじゃないように感じる。だからこの主人公を好きになれない。理性も大して機能してないから勢いでなんとかなっているみたいな演出してるけど、ご都合主義な展開が多いのも少し目につく。

そもそも更科瑠夏の方が全然かわいい。最終回の理想の彼女の特徴は映像から水原千鶴のことを言っているように思えたけど、別に瑠夏ちゃんにも当てはまる気がする。黄色は全く出てこないけどどうした?

とまあいろいろ文句は出るものの、いつも通り東山奈央さんの演技が素晴らしいのと水原千鶴周りの話の進め方は丁寧だったからよし。

 

異世界転生エージェント エーコさん 1点(2.475)

  • 作画:2.5

  • ストーリー:2.25

  • 声優:3

  • 音楽:3

  • キャラ:2.5

  • 主観的評価:2

ショートアニメだけどちょっと長いのうざい。最初の方は比較的おもしろかったのにどんどんよくわからなくなってつまんなくなった。ぼけも大しておもしろくないし間の使い方も下手くそ。ビーフジャーキー回まででちょうどよかったな。

当然作画にやる時はないのでキャラは動かないしドラマCD聞いている感じ。声もよいわけではないからひたすら退屈。エーコさんの演技だけは少しよい。

 

幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR- 6点(3.775)

  • 作画:4.75

  • ストーリー:3

  • 声優:4.25

  • 音楽:5

  • キャラ:3.5

  • 主観的評価:3

作画と音楽、そして物語の設定はいい。まあサ!から持ってきてるからね。ただ元々ある下地の強さにかまけてか1クールを通して何がやりたかったのか何もわからなかった。

キャラ同士の掘り下げは転生している設定上何もない。唯一掘り下げがあるのはライラプス×ヨハネだけどそこに感情ないし。だったら普通にそのままの世界観でOVAでもやってればよさそう。わざわざ世界を変える必要はない(普段はあまりフューチャーされないヨハネがメインになるのは視点が変わっていいかもだけど)。

7話の女子会はよかった。こういうのが見たい。

 

死神坊ちゃんと黒メイド 第2期 7点(4.025)

  • 作画:4

  • ストーリー:4

  • 声優:4.5

  • 音楽:4.25

  • キャラ:4

  • 主観的評価:4

順当におもしろい。一期はアリスと坊ちゃんの掘り下げだったのに対し、今期はカフとザインのお話。カフのツンデレでもいつもみんなのことを思ってくれている性格が好き。ザインのいつもはふざけるけどやるときはやってくれる頼もしさも好き。

少しずつではあるが物語の本質に近づいている感があっておもしろい。シリアスに全振りするわけでなく、ギャグも残しているのが見やすさを与えてくれる。まあでもやっぱ妹だなぁ。

 

実は俺、最強でした? 7点(4.05)

  • 作画:3.75

  • ストーリー:4

  • 声優:4.25

  • 音楽:4.25

  • キャラ:4.25

  • 主観的評価:4

シャルロッテとかいうのほんとに萌え萌えすぎ。三話の膝に座るシャルロッテは今季最大の萌え萌えパートだった。金髪の妹ってあんましいないんだよな。お兄ちゃんを完全に頼り切った妹キャラとして確立されてるのが素晴らしい。ここから成長して大人になったあと二人の関係性がどのようになるのか見たい。

でもシャルなしにしてもこのアニメはなろうにしてはすごい見やすかった。学園編に入ってから結構おもしろかった。

 

自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う 4点(3.175)

  • 作画:3.75

  • ストーリー:2.75

  • 声優:4

  • 音楽:3.5

  • キャラ:3.25

  • 主観的評価:2

なろう系でちょくちょく見られるようになってきた物に転生するアニメだけど、自販機に転生したことによってしゃべれる言葉が限られるのしょうもないし意味ないだろ。それにより初めましての人とは毎回コミュニケーションの齟齬が生まれるのいらなくない?他の人にはうまく伝わらないけどラッミスは理解できるって言う構造を作りたいだけなんだろうけど、それで別に関係性現れてないし、二人の信頼関係がもっと如実に現れるような展開を作ってほしい。

最終話で仲良くなったみたいな描写してるけど掘り下げが浅いから感情なし。ラッミスは確かに食料や生活品で直接的に助けられてるけど別にハッコンが直接的に助けられることはないし、二人の結びつきが弱い。自販機に転生するという発想はいいけど1クールでネタ切れ感はあるから二期やらなくてもいい。もっとあらが出るだけな気がする。

 

シュガーアップル・フェアリーテイル 第2クール 7点(4.0)

  • 作画:4.25

  • ストーリー:3.75

  • 声優:4.75

  • 音楽:4.75

  • キャラ:4.5

  • 主観的評価:4

うーん、一期は好きだったけど二期の途中から感情がかなり薄れてしまった。何をしているのか何をしたいのかという目的が物語の中でわかりにくくなってた。

ペイジ工房に焦点を当ててもう少し話を膨らませていれば最後の全員集結にも感情をもてたと思うんだけどね... キャラを増やすだけで大して掘り下げができていなかったし、シャルとの関係性も言葉上での進展はあるけど行動や胸の内での進展はあまり感じられなかった。一期がかなり好きだったこともあり、少し残念。

ジョナスのような性悪キャラでうまく対比構造をとれていた一期に対して二期は物語に筋をあまり感じなかった。13話のBパートとか結構よかったんだがね。OP、EDは曲自体は強くないけど物語との曲調や歌詞の親和性を鑑みるとかなりよかった。OPの人も知らなかったけど歌声とかしっかりあっていたと思う。

 

白聖女と黒牧師 9点(4.42)

  • 作画:5.1

  • ストーリー:4

  • 声優:4.75

  • 音楽:4.25

  • キャラ:4.5

  • 主観的評価:4

聖女様がかわいすぎる。結構話によって髪型や服装が替わるけど、すべてかわいくてすごい。そんなかわいい子に仲良くしてもらえるローレンスうらやましい~ってなりながら見れる。

ローレンスもいいやつだから二人が結ばれるまでの過程をずっと見ていたい。が、途中の聖女様とそこまで関係のないストーリーの展開は正直おもしろくなかった。もちろん聖女という存在を扱う中で聖女がこれまでどう捉えられてきたかを紹介するのは大事だけど、そんなに長くなくていい。というかそもそもこの作品の関係性の深め方が浅すぎる。変なシリアスパートをやるくらいなら二人の掘り下げをしてくれよ...

ローレンスの前でだけぐだーっとしてる冒頭のような二人の関係性だけに注目していた自分としてはその点でイライラだった。まあ、どんな話があっても聖女様が萌え萌え過ぎるからいくらでも見れるけどね。

 

好きな子がめがねを忘れた 4点(3.125)

  • 作画:3.5

  • ストーリー:2.75

  • 声優:4

  • 音楽:3.5

  • キャラ:2.75

  • 主観的評価:3

チューニングは最後まで完了しなかった。

眼鏡で二人の関係性を進展させようとしていた一貫性、そして最終話で眼鏡がなかったら三重さんと仲良くできないのではという焦りから古村君が自分の気持ちに気付くという仕組みづくりはまあよかったかも。でも三重さんがあそこまで小村君のことが気になっている行動を見せているのに、古村君が全く気付かないのはイライラだし、しまいには自分が三重さんと話せるのはメガネのおかげとかいう自己肯定感の低いことを言っているのはうーん。掘り下げも結局いつも通りに浅いからやっぱ楽しめない。三重さん、というかメガネっ子が全然萌えじゃないので。

最近ラブコメの基本構文が一対一の関係性で深め方を何にするのか選ぶ(しかも一方的)みたいなのが多いから本当に苦しい。それは本当に恋愛なのですか?声は好きだった。EDも強かった。これデキ猫と同じ制作会社だけど、独創的なタッチをするから合う作品は合う一方でラブコメには合わないな。

 

スパイ教室 2nd season 10点(4.865)

  • 作画:5

  • ストーリー:5.1

  • 声優:5

  • 音楽:4.25

  • キャラ:4.5

  • 主観的評価:5

極上だ...

何もかも期待以上のものを出力してくれた。

作画は一期と変わらずに安定していたが、ストーリーの構成、キャラの掘り下げが断然よかった。おもしろすぎる。24話を通して陽炎パレスのメンバー8人の掘り下げとスパイ関連の国絡みの抗争をすべて過不足なくやってくれた。EDもキャラソンでめちゃくちゃ気合い入ってる。24話で萌え萌え回は大正解すぎる。

本当にありがとう...

スパイ教室の話がおもしろくなるのは本当にここからなので続編を是非ともやってくれ、絶対に人気が出る。

 

デキる猫は今日も憂鬱 8点(4.325)

  • 作画:4.5

  • ストーリー:4.25

  • 声優:4.75

  • 音楽:4.25

  • キャラ:4.25

  • 主観的評価:4

最初の方はなんだこのアニメっていってたけど見れば見るほどチューニングが完了して楽しめるようになってきた。なんだかんだ猫以外のキャラもかわいいし、幸来とのやりとりもおもしろい。我も家帰ったら家事も介抱もしてくれる猫がほしいよ。もっと小さくて愛嬌があればさらに良い。

それはおいといて、諭吉と幸来の関係性をこのアニメでは意外と丁寧に描いているように感じた。というのも過去回を定期的に挟んで諭吉視点での幸来の見え方や行動原理を示してくれる。時には幸来の怠慢にうんざりして諭吉がイライラすることもありながらも、幸来は諭吉のことをどこまで行っても猫としてかわいがってくれるためか、幸来のことを本当に嫌う様子を感じさせない。そして諭吉がご機嫌だとあからさまに幸来への態度が変わるのもおもしろい。

会社では会社員として優しい先輩として疲れ果てながらも働くが、家ないしは諭吉のいる前では油断して普段は見せない弱い姿を出してしまうところが二人の信頼が表面化する最大の部分になっていた。

周りもかなり充実していたように思えるが根幹にある二人の物語を決してぶらさなかったこと、過去回を通じて終盤になるほど関係性の掘り下げが行われていたこと、シンプルに話が毎回おもしろく癒やしだったことを考慮してかなり高評価。

 

てんぷる 7点(4.025)

  • 作画:3.75

  • ストーリー:4

  • 声優:4.75

  • 音楽:4

  • キャラ:4

  • 主観的評価:4

ちゃんとおもしろかった。全然好きなキャラはいなかったし、ラブコメで楽しめることはなかったけどギャグアニメとしては話の展開ややりとりも毎話おもしろかった。

エロ要素も適度なもので気分を悪くすることなく楽しめた。

妹は割と萌えだったな... EDもよかった。最終話のEDが流れてからの怒濤の展開、この作品のすべてを表していてすごい。

 

トニカクカワイイ 女子高編 3点(3.0)

  • 作画:2.75

  • ストーリー:3

  • 声優:4

  • 音楽:4

  • キャラ:2.75

  • 主観的評価:2

チラチラしてるだけのアニメに成り下がってきてる。この女子校編もどういう文脈があるのか、作品全体の中でどういう立ち位置なのかが一切わからない。作画も弱いしストーリーも弱いから全然楽しめない。曲だけはいい。

 

七つの魔剣が支配する 6点(3.725)

  • 作画:4.25

  • ストーリー:3.5

  • 声優:3.5

  • 音楽:4.25

  • キャラ:3.75

  • 主観的評価:3

序盤はあまりおもしろくなくて中盤は少しおもしろかったけど、後半は一気におもしろくなくなった。結局ストーリー全体で見せたかったものはなんなのか。魔剣の話も主人公の復讐の話もほとんど触れずに終わってしまったし。アニメとしての完成度は比較的高かったけどストーリーが微妙すぎた。テンポをもっとよくして話にさらなる進展を与えればよかったのに。魔剣の話がもっと知りたかった。

 

贄姫と獣の王 9点(4.5)

  • 作画:4.5

  • ストーリー:4.25

  • 声優:5

  • 音楽:4.25

  • キャラ:4.5

  • 主観的評価:5

一クール目はそこまでおもしろくなくて、とりあえず途中まで見たから消化するか~思っていたら後半めちゃくちゃよかった。二人の関係性をしっかり消化した上で物語の深みまで迫っていて素晴らしい。人間と魔族という異種の間にはびこる差別や偏見。人間側は魔族を恐れ、魔族は人間とは仲良くなれないとお互いに敬遠し合っていた。そんな関係を打ち壊す、生け贄の一人に過ぎなかったサリーと人間と魔族のハーフであるレオの物語が丁寧に描かれていた。

2クールを通して毅然と態度を変えずに正しいことを貫くサリーに様々な境遇にいる魔族が救われるわけだが、やはりどれだけ力の差を感じても、正しいことを強く主張するサリーは魔族の目から見ても美しくたくましく見えるんだろうな。何回見てもその構図はきれいで、正論をぶつけるわけでなく相手を思いやりながら正しい方向に導くその姿は誰が見ても見惚れるわ。

魔族の偏見に満ちた人間への強い嫌悪感の中で自分をしっかりだし、信頼できる仲間を集めていく。そして最後は大集合して強大な相手に打ち勝ち、しまいには王国の常識まで変えてしまう。その中で、レオとサリーがお互いに常に信じ合い大事にし合っている様子も素晴らしかったし、過去回や離ればなれになるイベントを通じて二人の関係性をしっかり掘り下げていた。

最後にレオが人間であることがばれた際に励ます人がサリーなのもよかった。レオにはサリーがないとだめだし、サリーにはレオがいないとだめ。しかしそれは決して共依存とか言うわけではなくてお互いに高めあえる関係で尊い。ちゃんと最後は結ばれる展開で本当によかったよ。ずっと幸せに暮らしていてほしい。

音楽も主題歌、劇中歌ともに2クール続けてよかった。二人の関係性が影響をもたらす規模は大きければ大きいほど好き。

 

はたらく魔王さま!!2nd Season 3点(3.05)

  • 作画:3.25

  • ストーリー:2.25

  • 声優:4.5

  • 音楽:3.75

  • キャラ:3.5

  • 主観的評価:2

一期からここまで落ちることあるかってくらいの落ちようだった。物語の系統が変わったのもあるにはあると思うけど、作画、劇伴といったそもそものアニメの構成要素が全体的に弱体化している。そもそも話もかなり難しくてわかりづらいのにちょくちょくしょうもないギャグを入れるから余計混乱する。

あれだけ人気作だっものがどうしてこうなるかねぇ。声優が人質に取られていなければ見ていません。OPはそこまで強くはないけど我は好き。EDも実はかなり好きだった。

 

BanG Dream! It's MyGO!!!!! 9点(4.475)

  • 作画:4.75

  • ストーリー:4.5

  • 声優:3.25

  • 音楽:5

  • キャラ:4.25

  • 主観的評価:5

今まで見たバンドリの中で一番おもしろかった。相も変わらず曲は強いし、構成もしっかりしていてストーリーが普通におもしろい。全体を通して掘り下げもしっかりしているし、何よりそよを機転としたバンドの団結力の強め方がうまかった。キャラの感情も丁寧に扱っていたように感じる。特に一度は解散しかけたバンドが燈が苦手なライブをすることで少しずつ集まり、最後にはお互いに向き合って思いを伝えるかのように演奏する様子はかなり感動だった。

バンドの中によくわからない文脈のないキャラもいるけどまあ話の起伏を作るためには必要だったのかな。全く興味はわかなかったけど。

3DCGもずっと使ってきてるのもあってからキャラの動きがすごい自然だし、手書きではなかなかコストがかかる演奏シーンでの細かい描写もしっかりしていた。声悪が多かったのは最初はきつかったけど話が進むほど慣れてきて味を感じられるようになったり。

でも13話は本当に蛇足。1-12話だけでよかったやん。

 

悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。 3点(2.925)

  • 作画:3.5

  • ストーリー:2.5

  • 声優:3.5

  • 音楽:4.25

  • キャラ:2.5

  • 主観的評価:2

真顔。

大して掘り下げもされていないキャラを無限に出してきて、なんちゃって鬱エピソードからのプライドが助けてあげて良い女王だったね~ってなるだけの話。浅すぎて全然感情移入できないし、大しておもしろくもない。プライドが男に狙われているのを見るのは好きだった。金髪も浅い。

そもそも悪役令嬢に加えて内政ものでもあるから苦手of苦手なんだよな。しかもこの主人公は今は民のために尽くすけどもとの悪役令嬢だったらこうなってたんだよなみたいな鬱に勝手に陥るから見ててイライラする。特に聞いた相手がどう思うかなんて気にしない物言いが無自覚なろう主人公と似たようなもんだよ。

 

百姓貴族 7点(3.9)

  • 作画:4.25

  • ストーリー:4

  • 声優:4.25

  • 音楽:3.75

  • キャラ:3.25

  • 主観的評価:4

日本の農業というか田舎暮らしの様子が面白おかしく描かれていた。毎話、ちゃんとおもしろくて笑えたため高評価。

農家に生まれると大変なんだなぁ(遠い目)。東京生まれでよかった!

 

夫婦交歓~戻れない夜~ 1点(2.375)

  • 作画:3

  • ストーリー:2

  • 声優:2.75

  • 音楽:3

  • キャラ:2

  • 主観的評価:1

なんなんこのアニメ。ただでさえ浮気しててイライラなのに誠実そうに見せかけて流される女も意味わからんしすべてのキャラの行動が理解できない。ちょっとエッチなのがいいくらいでキャラもストーリーも感情なし。

最後この展開にするならいよいよ旅行の意味よ。なんかいい感じにしてるけど何も脈略に沿ってないからよくないよ。結局金髪の女だけが損したってこと?

 

フェ~レンザイ -神さまの日常- 7点(3.95)

  • 作画:4.25
  • ストーリー:3.5
  • 声優:4.25
  • 音楽:4.25
  • キャラ:4
  • 主観的評価:4

キャラをうまく使ってちゃんとギャグがおもしろい回が多かった。唯一、一つの話が2,3分で短いことからそれが30分続くと通常より長く感じてしまうのが悪いところ。ショートアニメだったら素晴らしかったな...

キャラが多すぎて覚えられないこともあったけど、なんとなくで楽しめる。神の動物化したキャラとか全員かわいいからすごい。特に九月はかわいかった。

 

ホリミヤ -piece- 10点(4.885)

  • 作画:5.1
  • ストーリー:4.85
  • 声優:5
  • 音楽:5.1
  • キャラ:4.5
  • 主観的評価:5

最高!!!

物語全体を通してラブコメとして複数のカップルが結ばれるような様子を丁寧に描く構成であった一期に対して、二期は一期の内容を補完するように時系列とかもぐちゃぐちゃにした短編集のような構成だった。しかし、二期の方がおもしろくないかと言われればそんなこともなく、ホリミヤらしさが前面に出た青春の鮮やかな日常が描かれており本当にどの話もおもしろい。これはラブコメと言うよりは青春アニメ。青春のみずみずしさがキャラ同士の細かいやりとりや所作に現れており、もちろん一回では汲み取り切れてはいないものの、細かい部分から楽しい。彼らは青春というかけがえのない時間を楽しんでいるんだなと言うことを全面に感じることができる。

Clover Worlsさんの雰囲気を作画に表現する力、デフォルメの使い方なども相まって良さを引き出している。

関係性の描き方も素晴らしい。複数のカップリングや同性同士の関係値もある中で、やってほしいところをきっちりやってくれた。バレンタイン会、体育祭会、お泊まり会、と様々なシチュエーションでの関係性を感じさせるやりとりが全部刺さる。一番好きな回はレミと会長の二人が雪が降りしきる中でお互い手をつなぐかドキドキしながら帰宅する回。萌え萌えすぎ...

当然、推しは綾崎レミちゃんだよ。ツインテールでピンク髪で性格がめちゃくちゃいいけど、会長には少し照れてしまいながらも強気に好意を示しているような行動...良すぎる。会長だけに優しいわけじゃなくてみんなに優しいからこんなの勘違いしちゃうよ~って思いながら彼女を見てる。かわいい~~。

二期はOP、EDともに一期よりもクオリティが上がっていて素晴らしい...  特に「幸せ」は歌詞もメロディも映像も深すぎて毎話感動できるほどには好き。映像で現れる青春の1ページのカットが尊すぎる。

物語としては後半にしっかり堀家や堀さんと宮村の関係性にフォーカスしていたことも非常に評価できる。堀さんにいつも気を遣っている宮村だけど、宮村も堀さんにいろんなものを与えてもらってるんだろうな。二人の関係性は二人にしかわからないけど、お互いを信頼しきっているような言葉が美しい。堀さんが宮村と出会ったことでどう変化したのかをちゃんと見せてくれた。そして、最終話のモノローグからもわかるように堀さんにとって宮村という存在は非常に大きいのだろう。一期から感じてはいたけど、より深く考えるために原作読みます。

久しぶりにこんなに素晴らしい作品に出会えた。ありがとうございます。

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夏休み過去作回収

聖地巡礼とかもあったのでいろいろ回収。れいくんとぷないさんのおすすめアニメをメインに回収していた。昔のハーレムアニメ楽しいよw

 

 

ラブライブ!サンシャイン!!

一期 8点 (4.5)

作画 4.25

ストーリー 4.75

声優 4.25

音楽 5

キャラ 4.5

主観 4

総合 4.5

 

まずこのコンテンツ、音楽が強すぎる。そして今まで見たラブライブ(初代未視聴)の中で一番好きかも。

いつも通りキャラは立っていてライブ映像やキャラの見せ方は素晴らしいんだけど、関係性もしっかり作りこんでいた。九人じゃなきゃだめというグループの関係性が12話を通してしっかり描かれていたから最終話に意味があった。さらに幼馴染や姉妹という関係、嫉妬や挫折という感情を生かしていて物語全体でも飽きずに楽しめた。

曜ちゃん、梨子ちゃんに嫉妬して幼馴染という関係を生かした立ち回りしてるし、めちゃくちゃかわいい。パフォーマンスもキャラの見せ方がうまくて何回見ても楽しかった。まぁラブライブシリーズはグループ作るまで(1期)は面白いけど、そこから急に新キャラとか増やしてだれる傾向にあるから少し不安。頼むぞ~

 

二期 9点 (4.75)

作画 4.5

ストーリー 5

声優 4.75

音楽 5.1

キャラ 4.5

主観 5

総合 4.75

 

おもしろすぎる。学校をなんだかんだ救う話ではなくて守り切れなかった鬱展開にするのも筋が通っていてよかったし、これがあったからこそラブライブ!とは何なのか、みんなでラブライブ!に出る意味がなんなのかをしっかり掘り下げられていたように感じる。後作(ニジガク、スパスタ)と比べても明らかに掘り下げ方にやる気があるし、キャラの見せ方もめちゃくちゃうまかった。

一期では回収しきれなかった関係性を二期はしっかり描いていてうれしい。姉妹、幼馴染みの関係性はどのカップリングでもよかったし、そこから導き出される学校の統合をきっかけにした変化のつなぎ目をうまく表現していた。11話とかほんとによかったな。ほかの作品だと新しいキャラを入れて無理矢理話を膨らませている印象が拭いきれないが(前述)、既存のキャラでさらなる掘り下げを目指した構成は素晴らしい。こっちの方がいいよ。

曲も映像も当然良い。

最終話にかけた千夏ちゃんの感情にもしっかり寄り添えていた。この作品はずっと千夏ちゃんの心情描写が丁寧になされていたと思う。めーちゃくちゃよかったよ。

 

赤髪の白雪姫

一期 7点 (4.1)

作画 4

ストーリー 3.75

声優 5

音楽 3.75

キャラ 4.5

主観 4

総合 4.1

 

確かに関係性はいいんだけど、演出が弱いように感じた。そんなこともないのかな...

もちろん白雪もゼンもひたむきでお互いを思っていて非常に好ましいけど、いまいち魅力的に感じなかった。物語の根本にある王国の物語というのに興味がないのかも。最近自分は本当に内政ものが苦手なのではないかと憂いている。悪役令嬢よりもこの要素が無理そう。

二人の掘り下げも少し弱く感じるため二期でより強い関係性の結びつきを期待する。

 

二期 8点 (4.475)

作画 4.25

ストーリー 4.5

声優 5

音楽 4.75

キャラ 4.5

主観 4

総合 4.475

 

二期の方が物語の見せ方的に良かった。一度離れた二人が様々な困難を乗り越えて出会うという物語はテンプレだけど当然好き。久しぶりに再会した後に二人が喜びを分かち合いながら紡ぐ会話の一つ一つが本当に尊い

ただ王国に戻ってからの国の話はやっぱ感情がないな。関係性の変化には感情があるけど、物語の根本に興味なし。身分の設定は必要なんだけど... 

ラジ王子との関係性の変化だけでなくて、ゼン王子の周りに使える従者との関係性の変化も楽しめた。いずれも白雪の純粋だけどたくましい性格が織りなす物語なのだろう。白雪やゼンの互いを思った強い行動に非常に好感が持てるいいお話だった。

[追記]

この世界観を持たせたまま舞台を学園に置き換えて話の規模も大きくしている寄宿学校のジュリエットがおもしろくないわけない。自分がどうして寄ジュリが好きなのかもわからされた。

 

凪のあすから

8点  (4.375)

作画 4.25

ストーリー 4.5

声優 5

音楽 4.25

キャラ 4.25

主観 4

総合 4.375

 

恋愛感情をうまく海に落とし込み対比構造を生かしたアニメだった。陸の人間と比べて明らかに種として劣っている海の人間だが、海神さまによって有利な立場に立った瞬間に陸の人間との対抗意識を抱く大人と、同じ人間で公平な目でお互いに助かる道を模索しようとする子どもたちの対比を前半ではうまく描かれていた。

一方で後半は陸の人間しか残されていないことから残された海の人間の中で年齢差を生むことで改めて対比構造を描いていた。陸にいた人間にとっては五年前の出来事がひかりやのぞむにとっては数日前という認識の齟齬から生まれるやりとりが新鮮だった。

好きという感情の大切さを一番好きに無頓着そうだったまなかの行動や言動の変化から表現するのもとても効果的だった用に感じる。出てくる人物全員が片思いなのもおもしろくて、そこら辺の感情もきれいに描かれていたから個人的にはうれしかった。

登場人物の心の揺らぎに応じて海があれるのも見てておもしろい。

どうしようもなくじれったく切ないアニメですな。アテま工も早く見たいわね(金欠)。

 

お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ

7点 (4.15)

作画 3.75

ストーリー 4

声優 4.75

音楽 4.25

キャラ 4.5

主観 4

総合 4.15

 

思ってたものと大分違った。

妹がお兄ちゃんを溺愛する話なのかと思ってたら妹だけではなくてほかのキャラもしっかり立っているハーレムアニメだった。誰かと秋人が結ばれるわけではなく、全員が恋愛感情的なもので異なるアプローチを仕掛ける様子をギャグ強めで描いた感じ。俺妹みたいに妹と本当に結ばれなくてほんとによかった。ちゃんと義妹だったし(薄々気づいていたような)。

主人公も不快感がなくて圧倒的に良い。ギャグ強めだけど過去回を描いていたりと少しはやる気は見せていたが、結局たいしたストーリーはないw 

出てくる登場人物が全員異常者でめちゃくちゃ楽しかった。

OPは定期的に歌いたいかもw

妹はさすがに萌え!

 

八月のシンデレラナイン

3点 (3.25)

作画 3

ストーリー 3.25

声優 3.5

音楽 3.75 

キャラ 3.25

主観 3

総合 3.25

 

まあ順当なスポーツもので、その観点では可もなく不可もなくって感じだな。

作画が悪いのが難点。キャラデザはいいけど安定していない。その作画力の低さもあってか試合シーンのテンポも悪い。

キャラの出し方も掘り下げるキャラはちゃんとしてたけど、大して消化されていないキャラもそのまま使っている。

話の筋も大体は構文通りで、意味のないシーンを入れることである意味でほかの作品と差別化できているのかもしれないけど退屈な話が多い。

スポーツ系で関係性を掘り下げて演出するのって難しいのかもしれないけど、メンバー同士のやりとりが少なかったのが残念ポイント。

ソシャゲアニメだからね、キャラが多いのは仕方ないのかもしれないけど。

もう少し構成が整っていればなぁ。

 

Re:ステージ! ドリームデイズ♪

7点 (4.085)

作画 3

ストーリー 4.5

声優 4.25

音楽 5.1

キャラ 4

主観 4

総合 4.085

 

テンプレの話の流れだけど外さずにしっかり描いていた。

ギャグとシリアスのバランスもよかったし、メンバー集め→予選突破、強大な敵出現→さらなる鬱展開→みんなで乗り越え決勝→優勝はできないけどハッピーエンド、この流れ文句のつけようがない。

ほかのアイドルとのつながりもしっかり見えるようなやりとりも描かれていたし、何よりこの六人でアイドルをする意味を感じ取れた。舞台が高尾なのもいい(都民感)。

そしてKiRaReに関わらず全曲強すぎる。曲は強いけどライブのキャラの動きは違和感がすごいというもったいない作品。わりと作画さえ整っていれば大分上位の方に食い込む作品になっていたと思う。もうすこし関係性を描いたエピソードもほしかったけど十分カップリングは感じ取れたしよかったな。いいアイドルアニメでした。

オンゲキでリステの曲はプレイできるので皆さん是非やりましょう!

 

ニセコイ

一期 8点(4.55)

作画 4.5

ストーリー 4.5

声優 5

音楽 4

キャラ 4.5

主観 5

総合 4.55

 

最初の方はシャフトパワーにより風景にリアル感がなくて、キャラのモノローグも多いしちょっと退屈だったけど、後半になるほど話にのめり込んでいった。10年前の記憶を巡って彼女の振りをしながら本当に好きな小野寺にアプローチするとか言う複雑な状況下でも主人公やヒロインの心情や行動原理にも適切に触れられていたと思う。

新キャラを導入するタイミングもバッチリだし、キャラの見せ方もしっかりしていてすごく楽しめた。でもまだ最高!までは言ってないからここから先クライマックスに向けてどのように話が動くのか非常に楽しみ。

また音楽も全体的に強め、ギャグとシリアスのバランスもテンポもよくて非常に見やすくなっている。一話一話、見応えがあっていいアニメだと思う。

はじめは小野寺がかわいいなと思ってたけどさすがに18~20話で何もかもがひっくり返されて桐崎千棘!!になってた。暴力的なキャラはあまり好きじゃないけどツンデレの照れ隠しの部分が表面化しているだけだと考えると萌え萌え。最終話の大嫌いよ、めちゃくちゃいい。東山奈央さん演技の表現がうますぎる、100回言ってる。

ここから小野寺が逆転するのだろうか、楽しみ。

Heart Patternは全人類聴きなさい!

 

二期 7点(4.3)

作画 4.5

ストーリー 4

声優 5

音楽 4

キャラ 4.5

主観 4

総合 4.3

 

一期とは打って変わってキャラ大量追加したハーレムラブコメ開始。その分わちゃわちゃ感が増して掘り下げも浅くなった。

結局小野寺も11話くらいしか見せ場がないし良さを感じることはほぼほぼなかった。少なくとも千棘しかアニメでは見せる気ないだろ。楽を好きになってからの自分の感情を素直に表現できないザ・ツンデレ感がかわいすぎる。バレンタイン回とかめちゃよかった。

ギャグにするのはOVAだけでよかった感が否めなさすぎて不完全燃焼だけど、原作読めば満足できるのかな。結構アニメが原作通りっぽいから作者がやりたいのはわちゃわちゃラブコメっぽいけど。ヒロインの感情はうまく消化できている気はするけど、楽の心情は3クール通してあんましわかんなかったからだめそうではある。

にしてもEDとか毎回こだわって作ってたし、デフォルメや演出を使った物語のコミカルの書き方もよかったし、アニメとしての完成度は高い。

東山奈央さんの声がよすぎる、キャラにも合いすぎている。更科瑠夏さん...(関係ない)。

 

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?

5点 (3.6)

作画 3.5

ストーリー 3.25

声優 4.5

音楽 3.75

キャラ 4

主観 3

総合 3.6

 

最初の方はよくあるゲームとラブコメを合わせた話のリアル方面を重点的に描いたハーレムラブコメだったが、後半はゲーム本編のバトルを一辺倒に描いていて興味が湧かなかった。バトルを真剣にやる気があるならいいものの、かなりのご都合主義だし前半で積み重ねてきたものが何も生かせてなくて意味がない。

ヒロインたちのキャラはしっかり立っていてキャラを見せるイベントもしっかり搭載されていたのは好感であったが、前半と後半のつながりのなさがだめだった。

少し前のインターネットで流行ったミームなども生かされているのはおもしろかったけどね...

まあこれも期待に違わず水瀬いのりさんのキャラが一番よかった。金髪ツンデレのキャラって結構珍しい気がするけどうまく表現されていたなぁ。

 

最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。

8点 (4.35)

作画 4

ストーリー 4.25

声優 4.75

音楽 5

キャラ 4

主観 5

総合 4.35

 

このアニメ、エッチすぎる。小倉唯さんがああいう言葉連呼しているのはさすがにくるものがあるな。毎話、必ずエロで見せ場があるのもよかった。

ふざけているようで美月の心情描写も丁寧に表現しているし、適当にギャグやっているわけじゃないからそういう所もほかの作品と比べて優秀。

はじめはあいつ、あれとお兄ちゃんを素直に受け入れることができなかった美月が日和の無理矢理なアプローチもあってかお兄ちゃんの素直に妹を心配する気持ちに気づいてお兄ちゃんと呼べるようになる過程をなんだかんだきれいに描いていた。まあ、日和が帰ってくるのも知ってたけどw 

コンセプトがぶっ飛んでるけど本筋はぶれないのえらいよ。よくわからないところできゅんきゅんするのが意味わからなすぎておもしろい。特にドクターフィッシュ。結構話の中で明らかになっていないところが多いから続きが気になるんだよな。

原作読むほどではないが...

この作品に関してはTwitterの感想の方が詳しいかも。

 

 

以上9作品の過去作を回収しました。10点は出なかったけど昔のアニメの良さに触れることができた。こういうアニメをどんどん回収していきたいよん。

 

 

 

評価基準紹介

 

はじめに

少しずつこのブログに忖度なしのレビューを載せていこうと思っているのですが、その前に自分が普段どのようにアニメに点数付けをしているのかを少し紹介したいと思います。主観的に設定した評価基準ですので不完全な部分が見られるとは思いますが、あまりつつかないでいただけるとうれしいです。

何か改善案とかがあればいつでも教えてください。

あと初めて書く記事なのでいろいろと不慣れな点がありますが、ご容赦ください。

 

評価基準

点数基準は作画、ストーリー、声優、音楽、キャラ、主観がそれぞれ5(5.5)点満点。

これらをさらに細かく観点別にして

◎:素晴らしい 1点

○:良い 0.75点

△:普通 0.5点

×:ダメ 0.25点

☆:とても素晴らしい 1.1点(クールに一本くらい)

というように点数付けしています。

 

 

これらに重みをつけて平均化し点数をつける。

重みとしては

作画:ストーリー:声優:音楽:キャラ:主観 = 2 : 3 : 1 : 1 : 2 : 1

のようにつけています。

割と感覚だけどやっぱりストーリーはアニメを構成する重要な要素だと思う。

今回はその評価基準についてそれぞれ紹介していきます。

 

作画
  1. 作画の全体的評価

  2. 雰囲気の表現(×2)
  3. 動きの表現
  4. キャラデザ

の4点で評価。×2というのは自分が重視している評価基準で重みを2にしています。

作画に関しては言葉通りなので説明することないかも。

 

ストーリー
  1. 全体的な面白さ(×2)
  2. 印象深さ
  3. 再生ボタンの軽さ
  4. 構成

1は人に勧められるかどうか、2は原作の購入意欲などで自分は評価しています。続編があったときにどのくらい見たいかも考えたりします。再生ボタンの軽さはネタなようで続きが見たくなるアニメを作るのはすごい。

構成はかなーり重要。話に意味のない話があるとねぇ(水着回や日常回は意味しかない)。

 

声優
  1. 声優の話題性
  2. 演技(×2)
  3. キャラとのマッチ(×2)

1の声優の話題性はあまり関係なさそうですが、結構視聴意欲に関わってくると思います。それだけ気合いを入れていると言うことですし、大物の声優を使うことで格が上がります。

演技はまあ言わずもがな。声が悪い人がいると見たくなくなるし。

また、キャラとのマッチは重要。割と12話見れば違和感は消えますが、それでもたまにこの声ではないだろみたいなのはある気がします。自分は声優名からこのキャラクターのキャストであると想像できるかどうかで評価しています。

 

音楽
  1. OP(×2)
  2. ED
  3. 挿入歌、劇伴(×2)

OPやEDはただ音楽としてだけではなく、映像や文脈、歌詞などから総合的に評価しています。個人的にはOPの方がアニメが始まったな感があるので重視しています。

また劇伴もアニメにおいてはかなり重要な要素でしょう。雰囲気ぶち壊しのBGMとか流されてもイライラするだけ(今期で言う夢見る男子)。また、明らかに同じ音楽を繰り返し使われるのも結構気になる。雰囲気やシーンに合わせた音楽がしっかり作り込まれているアニメはやっぱり評価したい。

 

キャラ
  1. キャラ立ち
  2. 掘り下げ(×2)
  3. 萌え萌え(×2)

キャラ立ちは作品に出てくるキャラが自らの個性を際立たせ、1つの独立したキャラクターとして存在するか。似たようなキャラが無限にいるとキャラが認識できなくなって意味ない。

掘り下げはキャラの個性やキャラ同士の関係性を裏付けるエピソードがあるかどうか。表面だけのキャラ設定にも意味はあまりない。自分は掘り下げのエピソードがあればあるほど揺るがない関係性の演出につながるためうれしい。どんなことがあっても絶対に揺るがない二人の信頼関係、尊すぎ。

萌えはそれだけでアニメが見やすくなるし、印象深くなるからめちゃくちゃ大事。もちろんキャラの見た目だけではなく、個性や関係性も含めての評価。

主観

1~5の5段階評価。完全に適当。アニメのタイトルを見て思った点数をつける。

 

 

以上の基準から重みを考慮した平均点を導出。自分が見たすべてのアニメの平均点からさらに平均点を導き出し、標準偏差から最終的な点数を計算する。クールアニメの場合はクールアニメの平均点を基準に導出。

現在の導出式や平均は以下。

最終点数 = 6 + 2.3 × 標準化

全体平均点 3.95

標準偏差 0.58

つまり、正規分布の広がりが0~10点で満遍なくなるように2.3倍に拡大していると言うことです。(実際は四捨五入しているため-0.5~10.5)

ここら辺は適当です。基礎統計良なので(照)。

 

アニメ視聴完了後

自分がアニメを見終わった後にいつもどのようにしているか紹介します。

 

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エクセルでマクロを自作したいけどVBA難しすぎ...ってなってるから今はGASで妥協してスプレッドシートで情報取得しています。(別にエクセルを使う必要ないのでは)

 

とまあいつもこんな感じです。これからは観点別にレビューとかも書いてみたいとは思っています。そのうちクールアニメや過去作の感想も投稿するので気長に待っていてください。